“お気に入り”女児は家まで特定…69歳男の呆れた登下校見守り 「防犯腕章」入手ルート判明

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    • 袋井宿たまごふわふわ
      17/05/31 19:29:59

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    ■6年前に転入、独身の室内は「ごみ屋敷」

     「そういう(わいせつ)目的で触ったわけではない」「若い頃だったら(逮捕を免れるため)暴れ回っていた」。逮捕直後、男はそんな風に強がっていたが、数日後、取り調べに観念したのか「30~40年前から小学1、2年の小さい女の子が好きだった」と、わいせつ目的であることを認めた。

     捜査関係者や地域住民によると、男は6年ほど前、現場近くのアパートに越してきたという。独身で、やや怒りっぽい性格。生活は荒れていたようで、室内は「ごみ屋敷」のような状態。家宅捜索の際、「素足で入れない。臭くて、虫もいた。できれば検視で使う手袋とマスクがほしいくらいだった」(捜査関係者)。

     アパートの部屋からは通学路がよく見え、その交差点付近で男が登下校時の見守りを始めたのは、2~3年ほど前から。当初は立っているだけだったが、やがて声をかけ、さらに女児の体に触るようになる。拍車をかけたのが腕章で「自主的に見守りをしてくれる、善意にあふれたおじさん」という印象操作に成功し、お触りはエスカレートしていったとみられる。

     ■「不憫だから…」と渡した防犯腕章

     この防犯腕章は、どこから入手したのか。捜査関係者によると、男の近所の小売店の男性から、もらったという。「毎日、見守りをしていたけど、何も(ボランティア活動を示すものを)身につけていなくて、不憫だったからお父さんが渡したみたい。特に仲が良かったわけではないけど」。男性の妻は譲渡を認めた。

     腕章は緑色で「防犯」と書かれ、前橋市危機管理室によると、市内に285ある自治会の各会長が、見守りを行うボランティア団体の所属住民に手渡しで貸与する。「所属しない人が腕章を手にすることはない」と市の担当者は断言した。

     市は腕章のほか帽子やベストなども各自治会に貸与しているが、貸し出し数は把握しておらず、誰に渡ったかなどを把握する識別番号なども存在しない。市は逮捕翌日の18日、防犯グッズの管理徹底を呼びかける通知を各自治会に送付した。市担当者は「消耗品として扱っていた。今後、管理を徹底していく」と話す。

     ■保護者らの警告も効果なく

     事件の起きた北代田町では児童の登下校を見守る「北代田町安全パトロール」を組織し、毎年度末に老人会、防犯委員などの有志を募る。今年は34人が4つの通学路で活動し、現場付近ではPTAと交通指導員、有志が見守りを行っていた。しかし男について関係者は「自治会からはお願いしていない」と困惑気味だ。

     エスカレートする男の不届きな見守り活動は、一部児童の保護者の間で知られるようになり昨年、北代田町の当時の自治会長が男に複数回、「アメをやらない、体に触らない、頭をなでない」と口頭で注意していた。だが、警察が出てくるまで抑えられなかった。

    (前橋支局 吉原実)

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