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- 17/03/14 17:55:23
防災情報の発信や見守り活動などに活用するため、群馬県下仁田町が検討してきた スマートフォンを町民に無償で配布する取り組みについて、町は去年の実証実験の結果導入への課題が多いことがわかり、取りやめることにしました。
下仁田町では、東京の企業と協定を結び防災情報の発信や見守り活動、それに健康維持などに活用しようと、スマートフォンを町民に無償で配布することを検討していました。これに先立ち、去年3月から6月まで高齢者195人を対象にして、使い勝手などを確かめる実証実験を行いましたが、スマートフォンを受け取ったのは4割に満たない72人でした。
さらに、このうち20人は期間中、一度も使わなかったということです。
実証実験後のアンケートでも「災害時に有効」という好意的な意見がおよそ8割に上ったものの「自宅で電波が通じない」とか「充電が煩わしい」といった否定的な意見も寄せられていました。下仁田町では、こうした結果や町の費用負担などを検討した結果「現段階では課題が多い」としてスマートフォンの配布を取りやめることにしました。
NHKニュース03/14 10:50
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