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感冒後嗅覚障害”とは、どのような症状なのでしょうか?
感冒後嗅覚障害では、ニオイが薄くなった、ニオイがしないという嗅覚の症状のほかに、食べ物の味がしないという症状が起こります。 実際には舌の表面で感じる味覚は働いているのですが、わたしたちが「味」と感じているものは実は味覚と嗅覚の合わさったものです。 感冒後嗅覚障害ではそのうちの嗅覚が低下してしまうため、あたかも味がなくなったような感じがします。 これを「風味障害」と呼びます。
また本来のニオイとは異なるニオイを感じたり、何を嗅いでも同じニオイに感じるという場合もあります。 これを「異嗅症」と呼びます。 そのようなニオイは多くの場合焦げ臭いニオイです。 異嗅症は感冒後嗅覚障害が起こってすぐ出る場合と、数ヶ月たってから出る場合があります。 風邪が治った後もずっと、「ニオイ、味がわからない」「いつもと違うニオイを感じる」などの症状がある方は早めの受診をおすすめします!- 0
17/01/24 04:24:44