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- 16/08/05 07:40:52
産経新聞 8月4日 23:03分
相模原市児童相談所に保護を求めた中学2年の男子生徒が自殺を図り、死亡した問題で市は4日、保護者の言い分に偏った支援になっていたほか、児相内の情報共有が不十分だったとする報告書をまとめ、厚生労働省に提出した。
生徒は養父からの暴力を受け、平成25年秋から保護を求めていた。児相に通所面接した後の26年11月に自殺を図り、今年2月に死亡。報告書によると、26年6~10月の通所面接で親が「親子関係に苦労している」と訴え、この言い分に着目した支援になった。
担当の児童福祉司は暴力の再発が認められなかったことから面接経過を所内の会議で報告せず、「施設で暮らしたい」という生徒の訴えを児相全体で共有できなかった。26年10月に中学校から養父の暴力があったとの再通告があった際も緊急性がないと判断、上司に報告しなかったという。
また市中央こども家庭相談課が、児相や学校など関係機関との会議を開かなかったことも問題視した。
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