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メッタ刺し 中学時代
凶器は魚を締めるためにも使うフィッシュピックだったようだ。
小学生の頃はズバぬけて頭が良かったという。
当時通っていた塾関係者が明かす。
「小学6年生から
“私立受験コース”に通っていて、成績は群を抜いていた。
親にやらされるでもなく、自主的に勉強をするような子でした。
問題行動もなかったし、すごく模範的な生徒だったと記憶しています」
周囲の期待通り県内の私立中に進学。
ところが、中2の時に何らかのトラブルによって、地元の市立中に転校したという。
ささいなつまずきから、“心の闇”を深めていったのだろうか。
市立中時代の同級生が言う。
「彼は中3で転校してきましたが、一度も授業を受けず、卒業証書だけ職員室に取りにきていました。
要するに不登校で、友達もいなかったみたいです。
卒業アルバムに顔写真も載っていない。
事件があって名前を聞いても『誰?』と話題になったほどです」
もっとも高校にはちゃんと通っていたようで、「頭が良く、真面目な生徒だった」(高校の同級生)という。
「両親と姉妹の5人家族で、姉はスポーツに強い進学高を卒業、妹は私立の女子中に通うなど優秀なきょうだいです。
スポーツは苦手でしたが、アウトドア好きの親の影響で釣りが好きになったそうです。
以前は後輩を連れて釣りに出かけたりしていましたが、最近は誰とも付き合っていなかったと聞いていますね」(知人)
凶器は釣り道具で、遺棄現場は釣りをしていた川だった。
近隣住民によると、事件があった先月
30日から逮捕前日の4日ごろまで、夜
10時前後になると、自宅から近所に響き渡るほどの大きな叫び声が聞こえてきたという。
そうなる前に
“危険信号”に気づけたはずだ。
(日刊ゲンダイ)- 0
16/07/11 00:53:53