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- 16/06/14 13:31:33
時事通信 [6/14]
警視庁犯罪抑止対策本部は14日、東京都世田谷区の20代女性が電話の自動音声ガイダンスを使った架空請求詐欺の被害に遭ったと発表した。
音声に従い携帯を操作するとオペレーター役の男につながり、身に覚えのない未払い金の支払いを求められたという。
被害確認は都内で初めてで、同庁が注意を呼び掛けている。
同本部によると、女性の携帯に5月27日午前、見知らぬ番号の着信履歴があり、折り返すとインターネットの通販サイトをかたった音声ガイダンスが始まった。
指示に従い番号を押したところ、男が出て未払い料金の支払いを求められた。
女性はコンビニに行くよう促され、チケット予約などに使われるマルチメディア端末を操作して9万8000円を支払った。
現金受け渡し手段としてコンビニ端末を利用する手口も過去に例がないという。
警視庁には2~6月、通販サイトやNTTなどをかたった電話の自動ガイダンスで、現金や個人情報を求められたとの相談が173件あり、新手の特殊詐欺とみている。
対策本部の早川智之副本部長は「メールは無視できるが、自動ガイダンスでは考える間を与えない」と話している。
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