そりゃ、その選手が非常識だからでしょう。あの安定感のあるミスをしない宮原選手が、あのあとジャンプを失敗したのは、無理矢理コースを変えさせられて誤差が積もり積もったからかもしれないですよね。通常と違うパターンに押し出されたわけだから。フィギュア選手、そんなに漠然と部品の練習をしているわけではなく、本番と同じコースで、微妙なタイミングや踏み切り位置を確認しながら自分の調子をチェックしているのに、無理やり変えさせられたら、ランスルーにならないですよね。何分の1秒のタイミングの差で、こけたり、回転不足になったりするのに。「他の選手がやっていたら、やっても良いんだ」って、小学生の言い訳 ? GoldenSkateの英語の書き込みにあった、他の人のコメントをもう少し、紹介しましょうか ？ 「デニス・テンは子供じゃない。オリンピックの銅メダリストで、ワールドで複数のメダルを持つ選手。何回もトップ・グループの一員として公式練習の決まりごとにも慣れているし、高い規範意識を持って行動することが期待されている。曲かけ練習に関わる当たり前のルールを知らないでは、済まされない」「デニス・テンは好きな選手だったが、あの件でIcenetwork のインタビューへのテンの答えを聞いて、リスペクトを失った」「故意じゃないなら、せめて謝れば良いのに、一度も謝らないというのは、故意だったってことだね」「トップ選手なら相手の演技のパターンは全部頭に入っているのが普通で、知らなかったということは、あり得ない」まだまだありますよ。スケート専門サイトの書き込みですから、若干は、デニス・テン選手や羽生選手に対する事実に基づかずに好き嫌いだけに基づく失礼な書き込みもありましたが、２チャンネルとは訳が違います。双方の発言や第三者による目撃情報、ジャーナリストの分析などを詳細に検証してました。羽生選手の発言なんて、英語サイトなのに、元の日本語まで遡ってチェックされてましたよ。で、大方が「デニスに非がある」という意見でした。「故意かどうかは、3回目のインターフェアについての映像が残されていないから、最終的には分からないけれども、故意とみなされても仕方ないし、最低でも謝るべきだった。」21ページありますが、全部読めば分かります。「スピン優先の決まり」などという珍奇な発言をしている人は、テン選手擁護側にも、もちろん羽生選手擁護側にも一人もいませんでした。だってそれじゃ ランスルーとして機能しないじゃないですか。スピンは人の曲かけ練習中は危険だから禁止にするべきだという意見はありましたけれども。少しは本当の「海外の声」に耳を傾けてはいかが？