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- 16/03/16 03:50:56
秋田県立能代松陽高(能代市、長岡光夫校長)の女子生徒が深刻ないじめを受けていた可能性があることが15日、分かった。県教委は昨年9月にいじめ防止対策推進法が定める「重大事態」と判断し、12月に第三者委員会に調査を諮問していたが、これまで公表していなかった。
県教委高校教育課によると、女子生徒は所属する運動部の部員からにらまれたり暴言を吐かれ、部員以外の生徒からも無視されるようになったと、昨年1月に学校に訴えた。その後、鬱状態と診断されて部活動に参加せず、今年1月からは学校を休んでいるという。
学校が県教委に「女子生徒と他の生徒の間に意見の食い違いがある」と報告したため、県教委は当初、いじめと判断していなかった。女子生徒と保護者から県教委に直接連絡があったため、重大事態ととらえ、弁護士、医師、臨床心理士でつくる県いじめ問題調査委員会に諮問した。25年のいじめ対策法施行以来、重大事態の判断と第三者委調査は県内で初めて。
県教委は「初期対応に問題があった」として長岡校長を厳重注意した。長岡校長は「女子生徒に同級生たちからのメッセージを渡すなど、登校してもらうよう心のケアに努めている」と話している。
重大事態と判断しながら公表しなかったことについて、県教委高校教育課の安田浩幸課長は「女子生徒が在校中でもあり、公表の必要はないと判断した」と説明している。
http://www.sankei.com/life/news/160315/lif1603150015-n1.html
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