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- 15/12/25 18:52:37
時事通信 12月25日 10時6分配信
福島県は25日、2015年の国勢調査速報を発表した。
人口は10年の前回調査に比べ11万5458人(5.7%)減の191万3606人、戦後最少となった。減少は4回連続で、減少幅は過去最大。東京電力福島第1原発事故による避難の影響が大きい。原発事故で全域が避難指示区域となっている大熊、双葉、富岡、浪江4町の人口はゼロだった。
調査は10月1日時点で、5年に1回実施されている。
市町村別では、9月にほぼ全域の避難指示が解除された楢葉町は前回調査比87.3%減の976人。昨年10月に東部に出ていた避難指示の大部分が解除された川内村も同28.3%減の2021人と大幅に減少し、住民帰還が進んでいない現状を示した。
一方、原発周辺地域からの避難者や、除染など復興関連事業の従事者の受け入れが多い福島、いわき、相馬3市や三春町は0.6~2.1%増加した。
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