- ニュース全般
- 匿名
- 15/09/26 11:03:29
産経新聞
岡山県津山市で23日に毒キノコによる食中毒が発生し、県は25日、毒キノコ注意報を発令した。
注意報の発令は初めて。
毒キノコによる食中毒の発生は、10月が最も発生しやすいという。
県によると、23日午後7時ごろ、津山市内の40代の男性が同僚が採ったキノコを譲り受け、家族(10~40代の女性4人)と食べたところ、約1時間後に吐き気や嘔吐(おうと)の症状を訴えた。
女性2人が入院したが、快方に向かっているという。
原因の毒キノコ・ツキヨタケは柄が短く、つば状の隆起物が特徴。
食用のシイタケやヒラタケと間違いやすい。
県生活衛生課は
「食中毒予防のため、食用キノコと確実に判断できないキノコは採らない
▽食べない
▽売らない
▽人にあげない
-を守ってほしい」と注意している。
◆食中毒:ツキヨタケ ヒラタケと誤食 宇都宮市が注意喚起
宇都宮市は25日、市内の家族3人が毒キノコによる食中毒を発症したと発表した。
毒性の「ツキヨタケ」を食べたとみられ、2人が入院したが、全員快方に向かっているという。
市生活衛生課によると、24日に60代の夫と50代の妻が県北部でハイキングし野生のキノコを採った。
帰宅後の同日夜、けんちん汁にして20代の娘とともに食べ、2~4時間後に全員が嘔吐(おうと)やしびれなどを発症したという。
食用のヒラタケと誤ったとみられる。
ツキヨタケは国内に広く分布し、ヒラタケと見分けることは非常に難しいため、同課は素人判断での採取は控えるよう呼びかけている。
毒キノコのツキヨタケ(岡山県提供)
- 0 いいね