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- 匿名
- 15/04/07 16:50:47
京都新聞 4月7日 13時41分配信
世界遺産の二条城(京都市中京区)で、国宝の二の丸御殿内で油のような液体が吹き付けられた跡が約20カ所あったことが7日までに分かった。二条城を管理する京都市は文化庁に届け出ている。奈良の寺院で油のような液体が相次いでまかれた事件と似ており、元離宮二条城事務所は警戒を強めている。
事務所によると、2月12日の午後4時ごろ、城内にいる案内員が見回り中に、油のような跡を見つけた。いずれも観覧通路沿いの一般入城者が通れる場所で、建具や床板、敷居などにあった。機械油のような臭いがし、スプレーで吹き付けたような状態だったという。
御殿内に監視カメラはなく、案内員は3人いたが不審な人物などには気付かなかったという。事務所は、すでに除去作業を進めている。
二条城事務所は「奈良の事件と手口が似ており、御殿内に警備員を1人増員した。外部からの行為の可能性が高く、なぜこんなことをするのか真意を知りたい」としている。
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