小１男児に暴行　４４歳母親の内縁夫４７歳を再逮捕

産経新聞 3月26日 9時3分配信
　小学１年の三男＝当時（６）＝に暴行を加えて急性硬膜下血腫の傷害を負わせたなどとして母親（４４）が逮捕された事件で、奈良県警捜査１課などは２５日、傷害容疑で、母親の内縁の夫の住所不定、無職、羽入聡史容疑者（４７）＝同罪で起訴＝を再逮捕した。「認めることはできない」と否認している。

　逮捕容疑は昨年５月３０日午前９時～午後５時ごろ、当時住んでいた奈良市内の自宅で、三男を強く揺さぶるなどの暴行を加え、急性硬膜下血腫の傷害を負わせたとしている。三男は一時意識不明の重体となったが現在は回復し、県中央こども家庭相談センターで保護されている。

　羽入容疑者はこれまで、三男の手をビニールひもでしばって全治２週間のけがを負わせたほか、内縁の妻にも暴行を加えたなどとして、傷害容疑で４回逮捕、起訴されている。母親は三男への暴行については処分保留で釈放されている。