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- 匿名
- 15/01/16 13:52:43
1995年3月に起きた地下鉄サリン事件の殺人罪などに問われたオウム真理教元信者高橋克也被告(56)の裁判員裁判の初公判が16日、東京地裁(中里智美裁判長)であった。高橋被告は、散布役を送迎したサリン事件について「まかれたものがサリンと知らなかった。殺害の共謀はない」と述べ、無罪を主張した。地下鉄サリン事件が裁判員裁判で審理されるのは初めて、判決は4月末の予定で3カ月半の長期審理が始まった。
実行役を補助した猛毒VX事件についても「殺害するつもりはなかった」と無罪を主張。
拉致の実行役を務めた公証役場事務長事件は「無理やり車に乗せ、遺体焼却の手伝いをしたことは事実だが、なぜ亡くなったのかは分からない」と述べ、逮捕監禁罪と死体損壊罪のほう助のみ成立すると訴えた。
爆発物を製造した東京都庁事件も「人が死ぬようなものだとは思っていなかった」と、起訴内容を一部否認した。
同日午後に検察、弁護側双方の冒頭陳述があり20日から発生順にVX、拉致、サリン、都庁各事件の審理が行われる。証人は計28人。3月23日から被告人質問が実施され、4月1日に結審する。
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