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- 14/10/09 16:54:57
本棚倒れ女児死亡、元書店経営者に有罪判決
TBS News-i 10/9 12:09
5年前、札幌の古本店で、本棚が倒れて下敷きとなった中学生と小学生の姉妹が死傷した事故で、札幌地裁は、無罪を主張していた元経営者に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
この事故は、2009年10月、札幌市東区の古本店で本棚が倒れ、当時小学5年生だった鈴木愛菜さんと中学生の姉が下敷きになったものです。中学生の姉は軽傷を負い、妹の愛菜さんは意識不明の重体となり、3年近くこん睡状態が続きました。 「もう毎日会っているから、見舞いに来た人が『ここ変わった?』『ちょっと太った?』と(娘の)変化を教えてくれる」(鈴木愛菜さんの父 敦博さん) しかし、家族の祈りは届かず、愛菜さんは、おととし9月、一度も目を覚ますことなく息を引き取りました。
この事故で、店の元経営者の服部誠二被告が業務上過失致死傷の罪に問われています。これまでの裁判で服部被告側は、「倒壊の危険性を感じていた従業員はおらず、過失はない」として無罪を主張。一方、検察は、「本棚は壁などに固定されず、多くの本が平積みされ、危険性を認識できた」と指摘し、禁錮1年を求刑しました。 事故から5年、9日の判決で札幌地裁は、「事故当時、本棚は日常の軽い力でも倒壊する可能性があった」と認めました。そのうえで、「被告は、当時、その危険性を認識すべきであった」として、服部被告に禁錮1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。(09日11:34)
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