愛知・女性ひき逃げ死亡事件　逮捕の運転手を処分保留で釈放へ

　愛知・小牧市で7月、83歳の女性がトラックにひき逃げされ、死亡した事件で、名古屋地検は、過失運転致死などの疑いで逮捕された運転手の男性を、処分保留で釈放する方針を固めた。

　7月23日、小牧市で無職・堀尾光子さん(83)が、およそ400メートル引きずられ、死亡した事件では、瀬戸市の川本利光運転手(65)が過失運転致死などの疑いで逮捕されている。

　川本運転手は13日、勾留期限を迎えるが、名古屋地検が、過失運転致死と道路交通法違反の容疑について処分保留とし、釈放する方針を固めたことが、捜査関係者などへの取材でわかった。

　川本運転手は、これまでの愛知県警の調べに対し、「人をひいたとは思わなかった」と容疑を否認していた。
堀尾さんの遺族は、東海テレビの取材に対し、「こんなことがあってはならない。心をずたずたに引き裂かれる思いです」とコメントしている。 (東海テレビ)


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