- ニュース全般
- 匿名
- 14/01/12 10:07:13
2014年1月2日、中国でも高い人気を誇るアニメ「一休さん」の劇場版が春節(旧正月)に当たる1月31日に封切られる。
同作品はテレビ版で総作画監修を務めた石黒育氏が先頭に立って制作し、1997年版の「一休さん」の中国語吹き替え版で一休さんの声を担当した声優ワン・シャオイエン(王暁燕)さんも起用されている。また、さよちゃんや新右衛門さんといった、中国のファンにとってもなじみ深いキャラクターも登場する。揚子晩報が伝えた。
「一休さん」シリーズは中国でも1983年から放送され、現在に至るまでの30年の間に、中国で最も愛される日本のアニメの1つになった。1980年代や90年代生まれの若者にとっては、学校から帰って最も楽しみにしていたテレビ番組だった。
しかし、99年に再放送されたのを最後に、中国のテレビでは放送されておらず、初の劇場版となった同作品では、原作の「味」をそのままスクリーンで再現し、70年代、80年代生まれの人にとっては「なつかしい作品」となっている。
制作に携わった強力なスタッフらも原作の「味」をそのまま表現する力となっている。うち、日本を代表するアニメの総作画監督、プロデューサーである石黒氏は、
「同作品は、一休さんの複雑な境遇にはそれほど触れず、謎に包まれた窃盗事件をめぐってとんちが展開される。見る人には、見終わった後に、本当の『知恵』は他の人と比較するために使うものではなく、他の人を助けるために使うものであるということを知ってもらいたい」と語っている。
- 0 いいね