- 小学生
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■世の中のお母さんへ■
もしかしたら同じような経験をする娘さんもいらっしゃるかも知れないと思い、少しでも参考になれば…と、私が経験した事を話させて頂きます。
私が初潮を迎えたのは、婦人科の病院でした。
数日前から下腹部に今までに経験した事のない違和感を覚えていたのですが、家族に相談せずにいました。
その違和感が徐々に鈍痛に代わり(今考えると生理痛だったのだと思います)、お腹も張ってきましたが、それでも我慢していました。
ある日の排尿の後、トイレットペーパーで拭く時に、膣の入り口部分に違和感がありました。少し膨らんでいるような…。
それが何だか解らなくて不安だったのですが、やはり恥ずかしくて親にも友達にも相談出来ず…怖いという思いだけが募っていきました。
その膣の入り口の膨らみは徐々に大きくなり、普通に過ごすだけでも股の部分が違和感を感じるまでになり…翌日の夕方には、ピンポンボールが半分出てきているような手触りになりました。
そこで漸く意を決して母親に相談し、病院に連れて行って貰いました。
最初は泌尿器科を受診しましたが婦人科へと回され、分娩台?(診察台というのでしょうか)に乗せられて足を広げ、診察して頂いたところ、『処女膜閉鎖症』だと診断され、塞がっている処女膜をメスで十字に切り開く手術を受けてお腹の中に溜まっていた経血を出して貰いました。
生まれつき処女膜が閉じてしまっていて、経血の出口がなく行き場をなくした経血がお腹の中に溜まってしまい、限界を超えた為に処女膜が水風船のように膨らんでいたみたいです。
母にはどうしてもっと早く相談しなかったの?って怒られましたが、帰り道に寄ったスーパーでお赤飯を買って祝ってくれました。
普通の人とは違う初潮の迎え方で恥ずかしく…今でも、自分は『女として欠陥品』なんだと思う気持ちがあります。
手術を受けてから20年、毎月滞りなく生理も来ますし性交渉も問題なくできますが…女としての自分に自信が持てなくて、恋愛も消極的で長続きせず、結婚もまだしていません。
もしもお子さんが、初潮が遅く少しでも様子がヘンだと感じたら、体調に異変はないか声を掛けてあげて下さい。
次に続きます。- 0
13/08/30 09:25:45