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- 12/04/12 13:06:42
【ニューデリー=新居益】
インド国防省当局者は11日、読売新聞に対し、核弾頭搭載可能で中国全土を射程に入れる弾道ミサイル「アグニ5」(射程5000キロ・メートル)の発射実験を16~24日に実施すると述べた。
アグニ5は、インドが昨年11月に初めて発射実験に成功した中距離弾道弾「アグニ4」改良型。
アグニ4は、射程3500キロ・メートルで、中国の一部しか射程におさめられなかった。
アグニ5の発射実験は、潜在的ライバルである中国への抑止力とすると同時に、米露といったミサイル大国の仲間入りを果たし、国際社会での発言力を高めたい狙いがあるとみられる。
アグニ5は、射程5500キロ・メートル以上と一般的に定義される大陸間弾道弾(ICBM)に近い能力を持ち、インド国防省はICBMと称している。
3段式で固体燃料を使用するという。
読売新聞
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