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- 11/05/22 02:41:23
福島県南部から茨城県までの沖合で将来、東日本大震災と同規模の地震が起きる可能性があるとする論文を、
米カリフォルニア工科大のマーク・サイモンズ教授らの研究グループが米科学誌サイエンス電子版に20日、
発表する。
東日本大震災や過去の地震では、この地域の岩盤のひずみが解放されていないとみられるためだ。ただし、
プレート同士がゆっくりすべれば、地震を起こさずにひずみはなくなるため、岩盤の状態を監視する必要性を
強調している。
研究グループは、東日本大震災について、全地球測位システム(GPS)や津波計のデータを分析。
震源域の南側に位置する福島県南部沖、茨城県沖では、海のプレートが陸のプレートの下にもぐりこむ
日本海溝付近に、ひずみが残っている可能性を指摘した。発生時期については「明日なのか500年後かは
分からない」としている。
読売新聞
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