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      11/03/19 06:40:08

     東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の事故で、経済産業省原子力安全・保安院は18日、国内初の一部炉心溶融などの深刻な事態に陥った1~3号機について、国際原子力事故評価尺度(INES)のレベル「5」(暫定値)に当たるとし、国際原子力機関(IAEA)に報告した。
     「5」は「広範囲な影響を伴う事故」に当たり、1979年の米スリーマイル島原発事故と同水準。国内では99年に茨城県東海村で起きた核燃料加工会社ジェー・シー・オーの臨界事故(レベル4)を超え、過去最悪となった。
     保安院は、同原発1~3号機が津波によって冷却機能を失って炉心が損傷、現在も放射性物質の放出が続いているとして「5」と判断。また、同様に使用済み核燃料プールの冷却機能を失って水素爆発に至った4号機は「重大な異常事象」の「3」と判断した。冷却ポンプが一時動作不能になった福島第2原発(同県富岡町、楢葉町)の1、2、4号機も同様とした。
     東電の清水正孝社長は19日未明、「5」とされたことについて「極めて重く受け止めている。大規模地震に伴う津波といった自然の脅威によるものとはいえ、このような事態に至ったことは痛恨の極み」との談話を発表した。
     敷地内の放射線レベルは高く、東電によると、被ばく量が通常の上限100ミリシーベルトを超えた社員もいる。国は福島第1原発での作業に限り、上限を250ミリシーベルトに引き上げている。 
    [時事通信社]

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