児童虐待防止策を国に求め女性2人が署名を提出

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  • 10/11/12 15:48:34

児童虐待防止策を国に求め、川崎市と神戸市の女性2人が厚生労働省に提出、小宮山副大臣に署名を手渡す

 相次ぐ児童虐待の防止策を国に求め、別々に署名活動を始めた川崎市と神戸市の女性2人が12日午後、
賛同者の署名約10万件を厚生労働省に提出した。
2人は、川崎市麻生区の会社員、成田浩子さん(34)=ひまわり署名プロジェクト=と
神戸市灘区の主婦、藤原八重子さん(64)=児童の虐待防止を切に願う会。
活動の仲間や遺族らと、小宮山洋子副大臣に署名を手渡した。

 今月20日に児童虐待防止法施行から10年を迎えるが、
平成21年度に全国の児童相談所が受け付けた虐待相談件数は過去最多の4万4211件で、19年連続で増加。
20年度には67人(心中を除く)の虐待死が報告されている。

 成田さんは昨年4月、大阪市西淀川区で発生した松本聖香さん虐待死事件を機に活動を開始。
加害者への厳罰化を盛り込んだ「児童虐待致死傷罪」の制定
▽児相と警察など関係機関の情報共有の徹底
▽学校が虐待の痕跡を認めた場合の児相や警察への通報の徹底-など7項目を訴える。

 藤原さんは、今年3月に餓死した吉田智樹ちゃん事件に衝撃を受け、活動を始めた。
 病院などの通報に行政が迅速に対応できる態勢づくり、児相の増設・増員などを訴えている。

 孫娘を継母の虐待で亡くし、署名活動に協力した兵庫県西宮市の女性(57)は
「痛ましい虐待で子供たちが命を落としている。署名してくれた人の声が届き、国が動くことを期待している」と話した。

 【事件解説】松本聖香さん虐待死事件
大阪市西淀川区で平成21年4月、実母に十分な食事をもらえず、
内縁の夫から執拗(しつよう)な暴力をふるわれた聖香さん=当時(9)=が、
医師の診察も受けさせてもらえず、ベランダに放置されて衰弱死した。

 【事件解説】吉田智樹ちゃん虐待死事件
奈良県桜井市で平成22年3月、吉田智樹ちゃん=当時(5)=が両親から食事を与えられずに衰弱し、栄養失調で餓死した。
食事は1日におにぎり2個と水だけ。自宅のロフトに軟禁され、病院にも連れて行ってもらえなかった。

ソース MSN産経

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