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◆ホルムアルデヒド検出/埼玉・千葉の3浄水場で取水停止
利根川水系の各浄水場の水道水から高い濃度のホルムアルデヒドが相次いで検出され、埼玉県の行田浄水場(行田市)と千葉県の上花輪浄水場(野田市)、北千葉浄水場(流山市)が18日、川からの取水を停止した。
◆埼玉県の行田市と春日部市の浄水場で採取した処理後の水道水から、国の基準を超える化学物質のホルムアルデヒドが検出されました。
埼玉県によりますと、この水を飲んでも健康への影響はないということで、埼玉県は原因を調べています。
埼玉県によりますと、17日から18日にかけて、行田市にある行田浄水場と、春日部市にある庄和浄水場で採取した処理後の水道水から、国の基準の1リットルあたり0.08ミリグラムを超える、0.096ミリグラムから0.168ミリグラムのホルムアルデヒドが検出されました。
行田浄水場は利根川から、庄和浄水場は利根川水系の江戸川から水を引き込んでいて、埼玉県ではホルムアルデヒドを活性炭で吸い取るなどして濃度を下げる対応を取るとともに、これらの浄水場に水を引き込む取水口のさらに上流側に何らかの汚染源があると見て原因を調べています。
これらの水道水は埼玉県北部や東部のおよそ30の市と町に供給されていて、埼玉県によりますとこの水を飲んでも健康への影響はないということです。
埼玉県は濃度を下げる対応で状況が改善しない場合、上流側の行田浄水場については取水を停止する可能性があるほか、下流側の庄和浄水場についても取水を停止する可能性は否定できないとしています。
その場合、それぞれの周辺の自治体では水が出にくくなる恐れがあるということです。
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12/05/18 23:52:21