『中学受験』は子供にとっても親にとっても一大イベント。親としてできるだけのサポートをしたいですよね。
この記事では、中学受験を考えている保護者におすすめの書籍をご紹介します。
まだ迷っている方も、ぜひチェックしてみてください。
「まずは中学受験を知りたい」親向けの本おすすめ4選
さっそく、中学受験を考える親向けの本をご紹介していきます。
まずは、中学受験に興味がある・中学受験がどんなものか知りたいという方向けの本をピックアップしました。
中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ 新装版
最初にご紹介するのは、『中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ』。ドラマ化もされ話題になった人気作「二月の勝者-絶対合格の教室-」の著者、高瀬 志帆(たかせ しほ)さんによる中学受験のシミュレーション漫画です。
4つの家庭の中学受験までのストーリーが描かれていて、「中学受験とはどんなものか」を疑似体験することができます。
マンガなので読み進めやすくイメージもしやすいので、初めて中学受験本を手に取る方におすすめの一冊です。
5歳から始める最高の中学受験
『5歳から始める最高の中学受験』は、まだ子供は小さいけど中学受験が気になっている方におすすめです。
この本では「中学受験ではどんな力が必要なのか」や「勉強嫌いにさせないコツ」などが書かれているので、中学受験を決めたときにスムーズに進められるでしょう。
もしも中学受験をしない選択をしても、子供の教育や学習方法などについて役立つ一冊です。
教育方針がまだ固まっていない方も読んでみると良いかもしれませんよ。
令和の中学受験 保護者のための参考書
『令和の中学受験 保護者のための参考書』はその名の通り、令和の中学受験において親が押さえる必要のある情報が豊富に詰まった一冊です。
中学受験全般に触れていて、どんな子が中学受験に向いているのか、志望校や塾をどう選ぶかなど、受験について知っておきたい内容が網羅されています。
また、実際の中学受験エピソードも書かれ、親の心構えなども参考になるでしょう。
中学受験を前向きに検討している方・中学受験がどんなものか詳しく知りたい方におすすめです。
中学受験を考えたときに読む本 新装改訂版
『中学受験を考えたときに読む本』は2018年に販売され話題となった一冊で、新装改訂版が2022年10月に発売されました。
実践教育ジャーナリストなどさまざまな肩書を持つ矢萩 邦彦(やはぎ くにひこ)さんが、6人の教育に関するプロの方々へ中学受験についてインタビューしてる本です。
ハウツー本ではなく考え方が多角的に書かれているので、中学受験への幅広い意見を参考にしたい方・中学受験を迷っている方は読んでみてはいかがでしょうか。
「中学受験を決めた」親向けの本おすすめ4選
ここからは、中学受験を決め、親としてのサポート方法を知りたい方向けの本をご紹介します。
どの本もわかりやすく書かれているので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
親がやるべき受験サポート
『親がやるべき受験サポート』は、子供4人が東大という受験界のカリスマ・佐藤 亮子(さとう りょうこ)さんと、中学受験専門プロ家庭教師・安浪 京子(やすなみ きょうこ)さんのコラボ本です。
その名の通り、中学受験をする子供に対してのサポート方法がたっぷりと詰まっています。
具体的には、ノートの作り方、試験対策、宿題サポート、過去問の取り組み方など。すぐに実践することができるような内容ばかりです。
子供と二人三脚で中学受験に挑みたい方は、ぜひ読んでみてください。
中学受験基本のキ!第5版
『中学受験基本のキ!』は、受験に向けてのノウハウがたっぷりと詰まった一冊。
学年・曜日ごとの学習方法や塾との付き合い方など、受験までの情報がわかりやすく解説されています。性別ごとの併願パターンも掲載されていて、関東にお住いの方は参考になるでしょう。
4大塾といわれるSAPIX・日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーの比較も書かれているので、大手塾が気になる方は要チェックです。
親がやるべきことがしっかりと書かれていて、モチベーションも上がります。
親子で受験を乗り切るためにも、ぜひチェックしてみてください。
中学受験は親が9割 最新版
少しドキッとするタイトルの『中学受験は親が9割』。「中学受験を決めたから、親のやるべきことをきちんと知りたい」という方におすすめの一冊です。
著者はカリスマ家庭教師・塾ソムリエで、多くの受験本を出版している西村 則康(にしむら のりやす)さん。
塾や家庭教師の賢い使い方や、合格までのスケジュールの立て方などがわかりやすく書かれています。
子供が中学受験を乗り切るためには、親のサポートが不可欠です。この本を読めば、端的に親のやるべきことがわかります。初めて中学受験本を手に取る方にもおすすめです。
予約殺到の東大卒スーパー家庭教師が教える 中学受験自走モードにするために親ができること
「中学受験を考えているけど、なかなかうまくいかない」という方は多くいるでしょう。そんな方には、こちらの本がおすすめ。
SNSでは「ジュクコ」として人気の著者が、2500を超える家庭を指導してきた経験から書いた中学受験のノウハウ本です。
戦略の立て方や子供をやる気にさせるコツ、子供に合う塾や志望校の選び方などが具体的に書かれています。
できるだけ子供には主体的に勉強してほしいもの。そうなるためのヒントが書かれている本です。
「中学受験に迷いがある」親向けの本おすすめ4選
最後に、「中学受験をするか迷っている」「中学受験を決めたが迷いが出てきた」という方におすすめの本を4冊ご紹介します。
中学受験を意味のあるものにするために、ぜひ読んでみてほしい本ばかりです。
中学受験「必笑法」
『中学受験「必笑法」』は、笑って終われる中学受験を提案している本。
中学受験を何のためにするのか・中学受験をどう捉えるのかというような、考え方を整理したい方におすすめです。
中学受験は親子共に疲弊してしまう可能性もありますが、そうなってしまわないための親の心構えや子供への接し方などが書かれています。
また、塾や志望校の選び方についてもプロの視点で書かれているので参考になるでしょう。
受験が終わるその日まで、何度も読み返したくなる一冊です。
なぜ中学受験をするのか
中学受験をする意味に疑問がでてきた方におすすめの一冊『なぜ中学受験をするのか』。先ほどご紹介した『中学受験「必笑法」』と同じ著者の本で、これまでの経験から形成された中学受験観について書かれています。
この本を読むことで中学受験と冷静に向き合うことができ、受験をする意味や得られるものを確認することができるでしょう。
また、中高一貫校や私立校についても詳しく書かれていて、それぞれのメリットなどを確認できます。
親としての教育観や子供への寄り添い方を整理したい場合にもおすすめです。
中学受験の親たちへ~子どもの「最高」を引き出すルール
『中学受験の親たちへ~子どもの「最高」を引き出すルール』は、教育現場を知り尽くした2大カリスマによる本です。
中学受験の基本的な考え方から新常識まで、プロの視点でわかりやすく書かれています。
「なぜ子供に勉強をさせるのか」といった、忘れてしまいがちな部分に立ち返ることができるでしょう。
また、子供の気持ちに触れながら、信頼関係の築き方も書かれています。
子供と上手くいっていないときや、中学受験に行き詰まりを感じたときにおすすめの一冊です。
未来につなぐ中学受験
『未来につなぐ中学受験』は、ただ単に成績を伸ばすだけでなく、どう子供を成長させるのかを大切にしている難関中学受験専門塾・希学園の学園長による中学受験本です。
希学園で教えている「生きる力」「やり抜く力」が身につく教育のコツを公開し、家庭で実践できるようになる一冊。
子供の成長にとって大切なものを、改めて考えるきっかけにもなるでしょう。
なぜ中学受験をするのかという迷いがでてきた子供を持つ方は、ぜひチェックしてみてください。きっと一緒に答えを見つけることができるでしょう。
中学受験の本を読んでより理解を深めよう
中学受験を考えている親御さんにおすすめの本をご紹介しました。
本を読むことで、昨今の中学受験事情を知ることができたり、親としての心構え・やるべきことを確認できたりします。また、考えを整理することもできるでしょう。
ぜひ本を参考にして、中学受験についてより理解を深めてくださいね。