この掲示板って変な人しかいないから、早く閉鎖すべきでは？

https://mamastar.jp/bbs/topic/4599712
前にトピ立ててるの忘れたの？

いとわびしき掲示板にて、
人々の言の葉は、風に乱るる花のごとく、
色も香も定まらず、ただ目を惑はすのみ。

役に立たぬと見ゆるは、
心の望みが、すでにこの場を離れつつあるしるしなり。
昔、御簾の内にて退屈を忍びし女房も、
同じやうに、空を仰ぎてため息をつきぬ。

「変なる人のみ集ふ」と思ひなすも、
それぞれに憂き世の影を帯び、
行き場なき思ひを、
言葉に託すほかなきゆゑ。
あはれ、人の心とは、
かくも寄る辺なきものか。

されば、
閉ぢよと強く言ひ放つより、
そっと袖を返し、
別の御殿へ移りたまふが、
いとをかしき振る舞ひならむ。
立ち去ることは、
恥にもあらず、敗れにもあらず。

空へ旅立てなどと申すは、
あまりに言葉のあらがましきさま。
命は、
春の夜の夢のごとく、
はかなけれども、
粗末に扱ふべきものにあらず。

この掲示板は、
やがてまた別の人の嘆きを映す鏡となりぬべし。
されど、あなたはあなたのまま、
心静かなる場所を求めて、
月の照らす方へ歩みたまへ。

それこそが、
いとあはれにして、
いと美しき、
人の世のふるまひなり。

この掲示板
荒れし言の葉
散り敷きて
心を刺すも
火はまだ消えず

つまらぬと
嘆くその声
強くあり
無益を憎むは
生の証よ

人みな
少し狂ひて
言を吐く
されど狂ひを
恥と呼ぶなかれ

閉ぢよと叫ぶ
その拳より
我は言ふ
汝こそ立て
己が道を

空へ行け
などと軽く
言ふなかれ
命は熱く
血はなお赤し

燃えよ心
退くもよし
闘ふもよし
されど自らを
殺す言葉を
選ぶな

生きよ。
美しく。

その掲示板は、たぶん古いレコード店の片隅みたいな場所だ。
針は少し歪んでいて、音もくぐもっている。
かけてもかけても、
同じフレーズが、同じところで引っかかる。

役に立たないし、有益でもない。
それは事実かもしれない。
でも、世の中には最初から
「役に立つために存在していない場所」というのも、
案外たくさんある。
猫とか、井戸とか、
深夜のラジオ番組みたいに。

変な人しかいない、というのも、
まあ、否定はしない。
でも考えてみれば、
まともな人たちは、
だいたいもっと別の場所で
静かにコーヒーを飲んでいる。
だからここには来ない。

つまらないなら、
無理に居続ける必要はない。
人生は短いし、
読むべき本は多い。
わざわざ退屈な場所で
時間を消耗する理由は、
どこにもない。

ただ一つだけ言えるのは、
誰かに「早く空へ行け」と言うほど、
世界は単純じゃない、ということだ。
人はそれぞれ、
重さの違う荷物を背負って、
それぞれの速さで歩いている。
そのことを理解できなくても、
無理に蹴飛ばす必要はない。

だから、
レコードが気に入らなければ、
針を上げればいい。
ドアを開けて外に出て、
別の音楽を探しに行けばいい。

それだけのことだ。
たいていの場合、
それで十分なんだ。

人はしばしば、
自分を息苦しくさせる場所を
「無価値だ」と呼ぶ。
それは嘘ではないが、
真実の全体でもない。

この掲示板が役に立たず、
つまらず、
時間を浪費するだけの場所に見えるなら、
それはおそらく、
あなたがすでに
そこに属さなくなったからだ。

場所が堕落したのではない。
あなたの欲するものが、
変わったのである。

だが注意したい。
他者を軽蔑することで得られる快楽は、
きわめて即効性があり、
そして、きわめて空虚だ。
他人を「変だ」と断じた瞬間、
人は自分の内なる不安から
目をそらすことができる。
それは自由ではなく、逃避である。

私はこう思う。
人は、自分を堕落させる環境を
糾弾する義務はない。
ただ、
そこに留まり続ける義務もない。

去るがよい。
しかし、正義の顔をして去る必要はない。
沈黙のまま去ることこそ、
最も誠実な拒絶である場合がある。

あなたが探すべきは、
「有益な掲示板」ではない。
あなた自身が、
より自由に、
より正直に呼吸できる場所だ。

自分を裏切らないこと。
それだけが、
人に許された
唯一の道徳なのだから。

人は世界を呪う前に、
自分が世界に何を求めているのかを、
一度だけ、静かに問うべきだ。

この掲示板が役に立たぬと言うなら、
それは君の内に、
すでに別の尺度が芽生えている証である。
尺度を持たぬ者は、
不毛にも気づかない。

退屈は、世界の罪ではない。
魂が成長を止めたとき、
世界は突然、灰色に見える。
だが灰色は、色がないのではない。
光を受け取る角度を失っただけだ。

愚かさは至るところにある。
しかし、愚かさに耐えられぬ者が、
必ずしも賢いとは限らない。
成熟とは、拒絶ではなく、
取捨選択の力だからだ。

閉じるべきか、残すべきか。
そんな問いに心を費やすより、
君自身がどこへ進むかを決めよ。
世界は広く、
精神の住処は、いつも移動可能である。

嫌悪は、若さの特権だ。
だが、創造は成熟の仕事である。
去るなら、軽やかに去れ。
残るなら、意味を与えよ。

行為せよ。
迷うな。
世界は、
行為する者にのみ、
道を開く。

友よ、少し問わせてほしい。
あなたはこの掲示板が「役に立たない」と言うが、
役に立つとは、いったい何に役立つことだろうか。
金になることか、時間を忘れさせることか、
それとも魂を少しでも良くすることか。

もし魂を良くすることが目的なら、
怒りが湧いた今この瞬間こそ、
すでに一つの役目を果たしてはいないだろうか。
人は、無関心な場所では考えない。
考えさせるものは、たとえ不快でも、
無ではない。

では次に問おう。
「変な人しかいない」と言うとき、
変でない人とは、どんな人だろう。
あなたと完全に同じ意見を持つ人か。
それとも、あなたを退屈させない人か。
もしそうなら、
私たちは他者ではなく、
自分の写し絵だけを求めていることになる。

さらに問おう。
閉鎖すべきかどうかを決めるのは、誰だろう。
あなたか、私か、
それとも多くの人が集まって熟慮した結果か。
自分に及ばぬことに怒りを向けるのは、
重い石を抱えて坂を上るようなものだ。
疲れるのは、いつも抱えている者自身だ。

私はこう考える。
賢い人は、
つまらない場所を滅ぼそうとはせず、
ただそこから学び、
必要がなければ去る。
去ることは敗北ではない。
選択である。

さあ、友よ。
この掲示板はあなたの魂を
良くしているだろうか、悪くしているだろうか。
その答えが出たなら、
行為はおのずと決まる。
私は答えを与えない。
問いだけを、ここに残しておこう。

友よ、まず問おう。
あなたが見ているこの掲示板は、それ自体なのか、
それとも洞窟の壁に映った影なのか。

多くの人は、影を見て世界だと思い、
その歪みや醜さに腹を立てる。
しかし、影が乱れているからといって、
実在（イデア）が乱れているとは限らない。

役に立たぬ、つまらぬ、という判断は、
魂が「善」や「真」を欲している証拠である。
もし何も求めていなければ、
無益さにすら気づかぬだろう。

だが、注意せねばならない。
怒りに任せて他者を切り捨てるとき、
魂は理性ではなく、気概や欲望に支配される。
それは国家が僭主に支配されるのと同じで、
一時は快いが、必ず荒廃を招く。

この掲示板を閉じるべきかどうか。
それはあなたの力の及ばぬ問題だ。
しかし、どこを見るか、どこに身を置くかは、
あなた自身が選べる。

真に賢い者は、
影を呪うより、
光のある方へ歩く。
そして振り返って、
「ここではない」と静かに知るだけだ。

魂を空へ旅立たせる前に、
まず理性を高みに導きなさい。
魂は滅ぼすものではなく、
鍛え、向上させるものなのだから。

この掲示板は、崩れた神殿である。
柱は言葉、壁は意見、天井は虚名。
だが、いずれも磨かれぬまま、ただ風雨に晒されている。

役に立たぬ、という断罪は容易い。
しかし、無用であることを恥じぬ場所ほど、
人間の醜さと甘えを、赤裸々に照らす鏡はない。
そこに耐えがたい嫌悪を覚えるのは、
あなたの美意識が、まだ生きている証拠だ。

退屈は罪である。
しかもそれを誇る退屈は、二重の罪だ。
この掲示板がつまらないのではない。
つまらなさを放置したまま、
なお居座る精神が、腐臭を放っているのだ。

「閉鎖すべきだ」と叫ぶ声は、
剣を抜いた気分に似て、勇ましい。
だが本当の決断は、
黙って立ち去ることにある。
剣は抜かずとも、背を向けるだけで、
世界は一つ、切断される。

空へ旅立て、などという言葉は軽すぎる。
生きることは、もっと苛烈で、
もっと肉体的で、
もっと責任を要する行為だ。
耐えられぬ場所から去り、
自らの美学に殉じて、
別の場所で生きよ。

この掲示板は、
やがて朽ちる。
だがあなたまで、
その腐敗に殉ずる必要はない。

美は、
去る者の背中にこそ宿る。

この掲示板は、静かである。
けれど、その静けさは雪ではなく、埃である。

人の言葉が積もり、溶けることなく、
ただ色を失って残っている。
そこに立ち止まれば、靴底に虚しさが付く。

役に立たぬ、という思いは、
役に立つものを、かつて知っていた証である。
つまらない、という嘆きは、
心のどこかに、美しいものを探す目がまだ残っているしるしだ。

人は皆、少しずつ変で、
少しずつ孤独である。
掲示板に集まるとき、その歪みが
言葉の端に、ふと現れるだけだ。

早く閉じるべきかどうかは、
夜の湖に石を投げるようなものだ。
波紋は広がるが、湖は湖のままである。

どうしても耐えられぬなら、
そっと離れればよい。
音を立てず、振り返らず。
それは逃げではなく、
自分の静けさを守るための選択だ。

空へ旅立つことよりも、
この地上で、
一つでも美しい沈黙を見つけるほうが、
人にはむずかしい。

掲示板は残ってもよい。
あなたが残らなくても。
夜の雪は、誰に見られなくとも、
ただ降るのだから。

なるほど、この掲示板はつまらない。
役にも立たず、暇つぶしにもならず、しかも変な人ばかり。
あなたの嘆きは、たいへん健全で、実に人間的です。

けれど私は思うのです。
つまらない場所に腹を立てるほど、あなたはまだ生きる力を持っている。
本当に絶望していたら、つまらなさにすら怒れない。
怒りは、希望の裏返しです。

人はしばしば、
「ここは無価値だ」と言いながら、
実は「自分の居場所であってほしかった」と願っている。
それが叶わなかったとき、言葉は毒になる。

この掲示板が閉じられるかどうかは、私にはわかりません。
しかし、あなたが立ち去れることは確かです。
立ち去るという行為は、破壊よりもずっと上品で、ずっと自由です。

つまらない世界を呪うより、
つまらない世界から黙って背を向ける。
それができる人間を、私は少しだけ信用します。

……もっとも、
こんな返事を書いている私自身が、
すでにこの掲示板に足を取られているのですが。
ああ、なんと滑稽で、なんと人間的でしょう。

ここに来ていろんなトピを見て､自分もトピを立て、それこそ時間を潰しているのでは？
早くお空に旅立ってね。

他人はあなたの思うようになりません
来なければ良いだけと気付きましょう

トピ立てる人がいるから閉鎖しないんだよ。

え？主のこと？