勤務先グループホームで９０代女性に暴行容疑、元職員を再逮捕

介護施設で認知症の入所者に暴行を加えたとして、警視庁光が丘署は５日、東京都清瀬市、元施設職員の無職の男（５７）を傷害容疑で再逮捕したと発表した。再逮捕は４日。
　発表によると、男は昨年１２月４～５日、当時勤めていた練馬区の認知症高齢者向けグループホームで、夜勤中に入所者の９０歳代女性の顔に手を押しつけて、目や左あごに軽傷を負わせた疑い。調べに、「入所者に腕をつかまれたり、抵抗されたりしたことに怒りを覚えてやってしまった」と容疑を認めている。
　男は別の入所者の８０～９０歳代の男女２人を殴るなどしたとして、４～５月に傷害容疑で２回逮捕されていた。２月に入所者の顔にあざがあることに気づいた職員が１１０番し、事件が発覚した。同署は防犯カメラ映像や介護記録などから裏付けたという。
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