若い女がタクシー“乗り逃げ”…首絞め＆平手打ちも

20日の午前4時、東京・江戸川区の葛西駅から、1人の若い女がタクシーに乗ってきました。

■財布持っておらず…警察署へ相談

　板橋区に向かってほしいという女。シートベルトの締め方が分からないため、運転手が後部座席に移動して、シートベルトを着けてあげました。

　異変は、出発してから間もなく起きました。女がシートベルトを外して、助手席や運転席に身を乗り出してきます。

　運転手：「住所入っているから大丈夫。ちゃんと座って。シートベルトして。危ないから」

　そして、乗車からおよそ30分後、驚きの事実が判明します。

女：「あ～もう終わった」
　運転手：「財布は？」
　女：「だから、財布が…皆持ってないから」
　運転手：「まずいじゃん」
　女：「まずいって、だから言ってるやん」

　女が財布を持っていないことを知った運転手は、警察署へ。女は、警察官と話し合い、料金は必ず支払うと約束しました。

■暴力振るい…タクシー“乗り逃げ”

　運転手は再び女を乗せ、板橋区に向かいますが、女はここで暴力を振るい始めます。

　運転手：「首絞めないで。痛いって」
　女：「どこにあんの？」
　運転手：「怒るよ」
　女：「どこにあんの？」
　運転手：「知らないって。（私は）運転手。お姉さんの友達じゃないから」

さらに…。

　女：「マジで降りるから、やめて本当にそういうの」
　運転手：「痛てっ！何で、たたくんだよ」

　運転手の頭をひっぱたきました。

　女：「何で降ろしてくれないの？」
　運転手：「本当に、ここなの？」
　女：「そこだよ」
　運転手：「ここで待ってるからね」

　しかし、女はそれっきり戻ってくることはありませんでした。乗車料金およそ1万6000円を乗り逃げしたのです。

運転手：「怒るとか、腹が立つより、まずびっくりですよね。若い女性で、こんなことするって、すごいなと。大損害ですね。やっぱり許し難いというか、僕が受けた損害を回復してほしいです」

　運転手は被害届を提出。警察が詐欺の疑いで捜査しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ecd42de52efd688258c2ed19cc90ada42aa0c702
(動画はリンク先で)