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個別指導塾の料金はどれくらい?学年別の相場を解説
塾の選び方

2022.08.01

個別指導塾の料金はどれくらい?学年別の相場を解説

2020年度から始まる教育改革によって小学校では英語が正式に教科となり、大学入試ではセンター試験から大学入学共通テストへ代わるとともに記述式問題や英語4技能評価が導入されます。

これらを機に今後ますます学習塾へのニーズが高まることが予想されますが、そのなかで個別指導形式の塾へ通うことを検討されている方も多いと思います。

そこでこのページでは個別指導の塾に興味関心がある方に向けて個別指導の特徴や個別指導塾の費用の相場をご紹介します。

個別指導塾の特徴について

それではまずは個別指導形式の塾の特徴からみていきましょう。個別指導とは大人数の生徒を対象とした一斉授業型の塾とは異なり、講師一人に対して1人もしくは少人数の生徒を対象に講師から直接指導を受けられる形式の塾を指します。

生徒の学力やペースに応じて指導を受けられることから、苦手科目の克服のために通うケースや部活動や習い事との両立のために通うケースが多い傾向にあります。ただし最近では、マンツーマン形式でハイレベルな授業を行う進学指導に特化した個別指導塾も出始めています。

個別指導のメリットは、生徒専用の学習プランに沿って指導を受けられる点や、講師から直接指導を受けられるため質問がしやすく、自分のペースで勉強を進められる点などが挙げられます。

料金の相場を解説する前に

それではここからは個別指導塾の費用の相場をご紹介していきますが、その前に注意いただきたい点があります。

塾に通う場合には月々の授業料(月謝)とは別に以下の費用が発生しますので、塾をお探しの際には授業料だけで比較するのではなく、トータルでかかる費用の一覧を確認した上で比較することをおすすめします。

授業料以外にかかる費用の例

  • 季節講習費(春期講習・夏期講習・冬期講習)
  • 入会金
  • 教材費
  • 模試代(テスト代)
  • 教室維持費
  • 特別講座費 等

これらは必ず請求されるものではなく、請求される項目は塾ごとに異なります。また受験学年になると月々の授業料が大幅に値上がりする塾もありますので、お子さんがまだ非受験学年であっても入試まで通う前提の場合には、入試までにかかる費用の一覧を事前に確認しておくといいでしょう。

小学生の個別指導塾の料金の相場

小学生が個別指導塾へ通った場合の年間の費用の相場となります。小学生では、①中学受験のために進学塾へ通うのか、②学校の授業の予習や補習のために補習塾へ通うのかによって相場が異なりますのでそれぞれご紹介します。

中学受験のために個別指導形式の進学塾に通う場合

  • 6年生:90万円~120万円
  • 5年生・4年生:40万円~70万円

授業の予習や復習のために個別指導形式の補習塾に通う場合

  • 4年生~6年生:10万円~30万円

当然進学塾のほうが1週間あたりの授業数が多く、講師もアルバイト講師ではなく社員講師が担当するケースが多いため費用は補習塾よりも高額です。また小学生に限らずいえることですが、個別指導といっても講師と1対1形式なのか、または講師1人が3人~5人の生徒を担当するのかによって授業料の相場は大きく異なりますのでご注意下さい。

中学生の個別指導塾の料金の相場

続いて中学生の個別指導塾の年間の費用の相場をみていきます。中学生も進学塾と補習塾で相場が異なりますのでそれぞれご紹介します。

難関校の合格を目指して個別指導形式の進学塾に通う場合

  • 中学3年生:80万円~120万円
  • 中学2年生・1年生:60万円~80万円

公立高校の受験指導や定期テスト対策のために個別指導形式の補習塾に通う場合

  • 中学3年生:40万円~60万円
  • 中学2年生・1年生:30万円~40万円

今の学力や志望校のレベルによって進学塾へ通うか補習塾へ通うかは分かれると思いますが、中学生になると補習塾であっても年間でこれだけの費用がかかりますので、塾へ通うからには目的意識を持って通うようにしましょう。

高校生の個別指導塾の料金の相場

高校生の個別指導塾の年間費用の相場ですが、高校生の場合はその多くが大学受験のために通うケースとなりますので、ここでは大学受験のために個別指導塾へ通う場合の相場をご紹介します。

  • 高校3年生:60万円~100万円
  • 高校2年生・1年生:50万円~80万円

塾で対策する科目数によって授業料は変動しますが、大学受験では志望校によって対策科目が異なりますので志望校はできるだけ早いうちに固められるといいでしょう。また難関大学を志望する生徒の場合、高校1年生から塾へ通う生徒も多いですが、3年間を通してこれだけの費用がかかりますので塾選びは慎重にしてください。

さいごに

塾によっては授業料を安く設定している一方で、夏期講習などの季節講習費や教室維持費などの諸経費を高く設定している塾があることも事実です。そのため入塾後に思いがけない費用を請求されることのないよう入塾前に費用の一覧を確認することをおすすめします。また、複数の塾を比較する際には月々の授業料ではなく、入試までにかかるトータルの費用で比較してください。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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