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塾の体験授業を受ける上でのポイントや注意点を解説!服装や断り方についても
塾の選び方

2022.08.01

塾の体験授業を受ける上でのポイントや注意点を解説!服装や断り方についても

お子さんを通わせる塾の入塾の判断をする上で、体験授業を受けてから判断をすることはとても良いことだと思います。

ただ一方で、一度体験授業を受けてしまうと塾からの勧誘がしつこいのでは?また、申し込みを断りたい場合にどのように断ればいいのかがわからない、と不安に思うかたもいると思います。その結果、資料だけで判断をしてしまったことによって入塾後に資料やHP上の情報と実際とのギャップによって退塾してしまうことは非常に残念なことです。

そのため、このページでは体験授業を受ける上で確認すべきポイントから断り方までを解説しますので参考にしていただければと思います。

体験授業ってなにをするの?

塾で行われている授業を実際に受けてみることができるサービスです。塾によっては一部有料の塾もありますが、多くの塾では無料で授業を受けることができます。

塾によっては様々なコースがありますので、どのようなコースのどの科目の授業を受けるかは、体験授業を希望する塾の担当者と事前に電話または面談を通して確認する必要があります。

また、体験授業を何回受けられるかは塾によって異なります。最初の一度のみの塾もあれば、複数回受けられる塾もあります。つづいて体験授業を受ける上で確認すべきポイントをみていきましょう。

体験授業を受ける上で確認すべきポイントとは

せっかく実際の授業を受けた上でそこの塾へ入るか止めるかどうかを判断するのですから、目的意識をもって体験授業を受けることをおすすめします。ただはじめて塾を探すという保護者のかたにとっては、どのような点を確認すべきかどうかがわからないと思いますので、参考としていくつかの確認すべき点をご紹介します。

講師の人柄や授業の内容について

講師の人柄や授業の内容は実際に体験授業に参加したお子さんしか確認することができませんが、講師の授業はわかりやすかったかどうか、楽しく授業を受けられたかどうかを実際に授業を受けたお子さんに確認しましょう。また、授業のレベルや周りの生徒の雰囲気はお子さんに合っていたかどうかも重要な点なので確認してください。

施設面(教室や自習室、トイレ)について

保護者のかたでも確認できる点なので、お子さんだけに確認させるのではなく面談など保護者のかたが塾へ足を運ぶ際に保護者のかたの視点からも確認をしてください。まず、施設面に関しては、教室や自習室は勉強がしやすい環境となっているかどうか、またはトイレも含めて施設全体が清潔に保たれているかどうかを確認しましょう。あまりにも騒がしかったり汚れが目立つようなら注意が必要です。

安心・安全面について

お子さんが小学生~中学生であれば、通塾時の安心・安全面の取り組みも重要な点だと思います。塾によっては駅までの付き添いや、入退室管理システムによって生徒の入退室時に保護者にメール通知が飛ぶような仕組みを導入している塾もあります。これらの取り組みは塾によって異なりますので、②同様に塾へ足を運んだ際に保護者のかたの視点からも確認するようにしましょう。

体験授業の注意点

体験授業を受ける上での注意点をみていきましょう。体験授業を通して塾への評価が高まり、その塾へ通おうと判断する際に、「塾」というよりかは授業を担当してくれた「講師」への安心感や信頼感を持ったために入塾の判断をするケースもあります。

ただし、体験授業を担当してくれた講師がその後の通常授業でも担当してくれるかどうかはわかりませんので、もし講師への印象が良かったからという理由で塾を選ぶ際には、その後の通常授業も担当してもらえるのかどうかは入塾前に確認しましょう。中には、体験授業向けに専用の講師を用意している塾もあり、通常授業では体験授業と異なる講師が担当する塾もありますのでご注意ください。

また、前述のとおり体験授業を1度しか受けられない塾もありますが、複数回受けられる塾もあります。複数回受けられる塾においては、1度の体験授業で判断するのではなく受けられる回数の授業を受けた上で判断することをおすすめします。

体験授業の服装や持ち物について

体験授業を受ける際の服装ですが、一般的に特に指定はありません。私服や学校の制服で問題ありませんが、清潔感は意識するようにしましょう。ただし、塾側から指定があった場合には指定された服装に従ってください。

また、持ち物については、筆記用具・ノート・教科書があれば問題ないといえます。ただし持ち物に関しても、塾側から持ち物の指定があった際には、指定された持ち物を持参しましょう。

塾への断り方について

万が一、体験授業を受けたけれどお子さんには合わなかったと判断した場合は、塾に対して電話またはメールでお断りの連絡をいれるようにしましょう。どういう内容の連絡をすればいいのかわからないというかたは以下の文章を参考にしてください。

例文

体験授業に参加させて頂きありがとうございました。

ただ、誠に申し訳ありません。素晴らしい授業だったのですが、子どもの学力には合わなかったため今回はお断りさせて頂きたく思います。

この度はありがとうございました。

ポイントとしては、御礼を伝えた上でお断りしたい旨を伝えるというものです。

ここを曖昧にしてしまいますと、塾側も検討しているのならと直接話ができるまで何度も電話をかけてくる塾もありますので、入塾をしないと判断したのであればしっかりと断りの意思を伝えるための連絡をするようにしましょう。

塾側も準備も含めて体験授業をするにあたって時間や労力を割いていますので、できるだけ誠意をもって対応していただければと思います。

さいごに

最近では教室ごとの施設画像をサイト内に充実化させてサイトだけでより多くの情報がわかるように工夫している塾が多くなっています。塾シルでも実際に教室ごとの情報量を大切にしています。ただ、画像は画像でしかなく、やはり実際に自分の目で見たり聞いたりすることで得られる情報とサイトに載っている情報ではどうしても差が出てしまいます。是非、気になる塾があった際には体験授業を受けてから判断しましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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