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高校生の塾選びの5つのポイントを解説!大学受験で塾を比較する前に要チェック
受験・進路の基礎知識

2022.08.01

高校生の塾選びの5つのポイントを解説!大学受験で塾を比較する前に要チェック

多くの学習塾がテレビCVや新聞の折り込みチラシなどのプロモーションを行っています。

しかし、そういったプロモーションによって目にする情報はどうしても良い面のみの情報が中心となり、それらの情報のみで比較検討することは難しいですよね。

そのため、大学受験のためにこれから塾を探し始める方に向けて高校生の塾選びのポイントをこのページでは解説したいと思います。

自分にあった授業形式を知る

塾によって授業形式が異なりますので、まずは自分の学力や現在の状況に合う授業形式はどういったものなのかを把握することから始めましょう。

集団指導の特徴

・集団で指導を受ける授業形式を指す
・入試から逆算したカリキュラムに沿って授業が展開される
・周囲との競争によってモチベーションが上がる

集団指導が向いている生徒とは、学校の授業についていけており学習意欲が一定以上あるような生徒や、自分でモチベーション管理できたり周りとの競争でやる気を引き出せる生徒だといえます。

個別指導の特徴

  • 講師と1対1、もしくは少人数で指導を受ける授業形式を指す
  • 個々の学力や部活動のスケジュールを踏まえて、オリジナルの学習プランに沿って授業が展開される
  • 自分のペースで勉強を進められ、その場ですぐに講師に質問ができる

個別指導が向いている生徒とは、勉強への意欲が少なく自ら進んで学習できなかったり計画的に学習を進めることが苦手な生徒や、自分のやり方ではどうしても不得意科目を克服できない生徒が向いているといえます。

映像授業の特徴

  • 有名講師のクオリティの高い授業を受けることができる
  • 理解できるまで繰り返し見ることができ、途中でつまずいたときは一時停止して内容を整理できる
  • 部活動と両立しながらスケジュール調整ができる

映像授業に向けている生徒とは、距離的な理由で塾へ通うことが困難な生徒や、部活動や習い事が忙しいため学習スケジュールを柔軟に組み立てたい生徒に向いているといえます。

塾選びの5つのポイント

自分に合う授業形式を把握したら実際にいろいろな塾を調べてみましょう。その際に意識して確認していただきたいポイントを5つ解説します。

学習計画を丁寧に指導してくれるか

塾へ通うことの最終的な目的は志望校の合格だといえます。そのため受験に向けた学習計画や定期的な理解度の確認、または進路相談をどのような形でどれ位の頻度で行ってくれるのかを事前に確認するようにしましょう。定期的な面談や進路指導の頻度が少ない塾の場合は要注意といえます。

質問ができる環境か

塾へ通うことの大きなメリットとして自分では解けない問題の解説を講師に質問できることが挙げられます。しかし塾によっては気軽に講師へ質問ができないところもあるのですが、塾側に質問しても「うちは気軽に講師へ質問して大丈夫ですよ」と答えられてしまうため、具体的に実例などを踏まえて解説を求めるようにしましょう。せっかく塾へ通っても講師へ気軽に質問ができなければ塾へ通っている意味がないといえます。

自習室は快適な環境か

近年、自習室がある塾が一般的になってきていますが、塾によっては自習室が雑談スペースになっているところもあり、自習室があるからといって必ずしも集中できる環境とは限りません。また実際に通う場合にトイレが清潔かどうかも非常に重要な点だと思いますので、自習室やトイレの環境は入塾前に確認しましょう

競争意欲が沸き立つ環境か

受験勉強を進めていく上で周りとの競争意欲を持ちながらモチベーションを維持することは重要です競争意欲というと集団指導というイメージを持つ方も多いと思いますが、例えば映像授業でも同じ志望校を目指している生徒の項目別の視聴完了率が把握できるような機能があるものもありますから、必ずしも集団指導でしか競争意欲を持つことができない訳ではありません。

塾との相性が合いそうか

この5つのポイントのなかで、この塾との相性が合いそうかどうかが最も大切になります志望校に合格するためには受験に向けて学力を上げていくことが必要になりますが、楽しみながら高いモチベーションを維持して学習に励むには生徒と塾(講師)の相性が非常に重要となるからです。それでは相性はどのように確かめればいいのでしょうか。

『体験授業』の活用

入塾前に相性を判断する方法として、『体験授業』を活用することが挙げられます。これは塾の授業を無料で体験できるものなのですが、体験授業を通じて実際の授業の雰囲気や施設内の環境を確認することができます

たった1回の授業を体験するだけで相性を確かめられるのかと不安に思う方もいると思いますが、2週間など一定の期間のあいだ体験授業を受けられる塾もありますので、気になった塾があった際には体験授業を受けられる授業の回数や期間を確認してみてください。

そして体験授業で実際の内容を見た上で入る塾を選ぶことをおすすめしますまた、体験授業の前後には面談が行われますので、面談の際には月々の授業料だけではなく年会費や夏期講習などの季節講習費を含めた入試までにかかるトータルの費用を確認するようにしましょう。

さいごに

塾によっては塾の運営を教室長の判断に任せているところもありますので、塾選びの際にホームぺージやチラシに記載されている内容だけで入塾を判断することは避けたほうがいいといえます。気になる塾があったとしても体験授業を活用して実際の授業を受けた上で判断することをおすすめします。塾選びでいくつかの塾を比較して検討する際に参考になれば幸いです。

また、塾に通うということは入試までお世話になることが前提だと思いますので、入塾後に費用面で悩まされることのないように入塾前に入試までにかかる費用の一覧を確認するようにしましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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