子どもを塾へ通わせてみたけれど、成績が思うように上がらないなどの理由で退塾を検討している保護者の方もいますよね。
ただし、いざ辞めるとなると退塾の理由を聞かれたらなんて答えればいいのか、または授業料はいつまでかかるのかなど不安や疑問は多いと思います。
そこでこのページでは退塾の方法や理由の伝え方、授業料の返金の有無などを解説します。
一般的な退塾の理由と、辞めるための方法とは?
まずは一般的な退塾理由からみていきましょう。こちらが一般的な理由ではありますが、多くの場合で『成績が上がらないから』というのが本音の理由ではないでしょうか。塾に通っているだけで家ではほとんど勉強をせず、学校の成績も塾に通う前と変わらないという状況であれば退塾を検討しても仕方がないといえます。
- 成績が上がらない
- 講師と相性が合わない/授業のレベルが合わない
- 金銭的な事情
- 受験をやめる、引っ越すなどのその他の理由
それでは実際に塾を辞めると判断した場合にはどのような手続きが必要となるのでしょうか。基本的には塾に対して電話で退塾したい旨を伝えるだけで大丈夫です。ただし、塾によっては退塾する上で書面の手続きが必要な塾もありますので事前に確認してください。また長い間お世話になった塾で退塾の意思を電話で伝えることに抵抗のある方は、直接塾に行って教室長に伝えましょう。
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退塾理由の伝え方について
電話をするにしても退塾を認めてもらえなかったり、理由に対してなにか言い返されたりしたらどうしよう…と不安になりますよね。塾もビジネスとしてサービスを提供していますので、退塾の意思を伝えたからといって理由によってはすぐに認めてもらえる訳ではありません。実際に塾によっては退塾を引き留めるためのマニュアルを用意している塾があることも事実です。
そのため、何らかの理由により退塾の意思が強い反面、理由に対してなにか言い返されることが不安な方は『家庭の事情』といった理由で突き通すことをおすすめします。家庭の事情によって退塾したいという旨を伝え、質問をされても具体的な話は避けるようにしましょう。
一方で引き留めるためではなく、今後のサービス改善のために退塾理由を細かく尋ねてくる塾もあります。このような塾は教育熱心な個人が経営されている学習塾に多いように思います。通っている塾との関係性もありますが、このような場合にはこれまでの感謝も込めて本音の退塾理由を伝えたとしてもトラブルになる可能性は低いでしょう。
退塾に伴う授業料の返金やお菓子などの贈り物について
まず授業料の返金についてですが、一般的に退塾したからといって過去に通っていた分の費用が戻ってくることはありません。また、連絡をしてからいつ退塾できるのかは塾によって異なります。例えば、2)のケースの場合には申請をした日付によっては来月分までの授業料が発生します。
退塾日の例
1)10日までの申請で今月末の退塾
2)10日までの申請で来月末の退塾
これらの情報は契約書(またはホームページ)に記載がありますので契約書を確認するか、契約書が手元にない場合には塾に問い合わせて確認してください。またお菓子などは贈らなくても大丈夫ですが、感謝の気持ちとして贈っても問題ありません。
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さいごに
入塾するときよりも退塾するときのほうが気を遣って大変だと思いますが、最も大切なことはお子さんが志望校に合格することですので頑張っていただければと思います。また、転塾先の塾選びは一度目の失敗も踏まえて慎重に行いましょう。少しでも参考になれば幸いです。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。