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個別指導塾を比較するときの3つのポイントを解説!費用だけの比較は要注意
塾の選び方

2022.08.01

個別指導塾を比較するときの3つのポイントを解説!費用だけの比較は要注意

いくつかの個別指導塾を比較するときに塾のホームページやパンフレットを参考に比較すると思いますが、どの塾も良い面しか見えないので比較が難しく、結局どの塾にすればいいのか悩みますよね。

そのときに費用だけをみて塾を選択してしまうと後々後悔してしまうようなケースもあります。
そのような事態を回避できるようこのページでは個別指導塾を比較するときの3つのポイントを解説します。

比較するときのポイントについて

塾同士を比較するときはまず費用は一旦別として、以下の3つの項目を確認することをおすすめします。

講師1人あたりの担当生徒数の確認

一般的に個別指導塾では講師1人につき生徒の数は1人~2人です。そう認識している保護者のかたも多いと思いますが、塾によっては講師1人が3人~6人の生徒を指導している塾もあります。

そのような塾では一緒に授業を受ける生徒の学年がバラバラになることがあります。そのため、仮にお子さんが高校受験を控えた中学3年生で生徒が3人一緒に授業を受ける塾だった場合に、他の2人の生徒が大学受験を控えた高校3年生や苦手科目を克服するために通っている小学4年生と一緒になるケースもある訳です。

このような状況では期待している指導を受けられる可能性は低いといえます。ただし生徒の数が多ければその分費用は安い傾向にありますので、お子さんが自学自習ができていて問題の解説だけを求めて塾に通うといったように、割り切って通うという選択肢ではありだといえます。塾に対して学習習慣の定着も含めて細かい指導を求める場合は、担当生徒数をしっかりと確認するようにしましょう。

講師が担当制かどうかを確認

塾によっては授業ごとに講師が変わる塾があります。塾に通うことで学力が上がるかどうかはお子さんと塾との相性で決まりますが、塾との相性とは授業を担当する講師とお子さんの相性が合っているかどうかだといえます。そのため授業によって講師が変わってしまうとその度に関係性がリセットされてしまい、関係性を築き上げていくことができなくなってしまうため、同じ講師が担当してくれるのかどうかは確認するようにしましょう。

科目ごとに講師を変えられるかを確認

塾によっては科目ごとに担当講師を指名できる塾があります。当然すべての科目のすべての単元を得意としている講師はいないといえますし、科目によって教え方がうまく評判のいい講師が分かれるので科目ごとに講師を変えられたほうがいいですよね。

また講師を指名できる塾の場合、講師側もいかに指名されるかという競争原理が働くためやる気のある講師に出会える可能性も高くなります。そのため科目ごとに講師を変えられるかがどうかを確認するようにしましょう。

費用は判断材料の一つだと考える

上記で解説した3つのポイントは最低限比較していただきたい点を挙げたものですが、それでもここまで塾によって比較することがあるといったことがお分かりいただけたかと思います。

費用が安いということは安い理由がありますので何らかのサービスを削いでいる可能性もあります。それを理解した上で塾側が提供するサービスを上手く利用している家庭がある一方で、安かったからという理由だけで選んでしまったために期待していたサービスを下回っていて入塾後に後悔するようなケースがあることも事実です。

お子さんの学力に応じたきめ細かい指導を希望する場合は、個別指導のなかでも1対1または1対2の授業形式の塾を選択したほうがいいといえますので、個別指導塾のなかでも金額感は多少高くなることは理解したほうがいいでしょう。

入塾前に知りたい情報を確認する方法とは?

それでは入塾前に講師1人あたりの担当生徒数や講師が担当制かどうかはどのように判断すればいいのでしょうか。

ここで注意が必要なことはホームページやパンフレットの内容だけで判断しないことです。塾の運営を教室長の判断に任せている塾では実際の現場の内容とホームページなどの情報が異なる可能性があるためです。

実際の内容を確認するには、塾が実施している『体験授業』や『教室見学』などに参加することで実際の授業風景を確認することができますので積極的に活用することをおすすめします。また体験授業や教室見学の際に教室長(または講師)との面談がありますので、その際に講師の担当制などを直接確認しましょう。

さいごに

個別指導塾の場合は集団指導塾や家庭教師などと比較すると費用が高い傾向にありますので、そのなかでできるだけ費用が安いところを探されているかたも多いと思います。ただしお子さんの学力や意向を考えずに費用だけで選んでしまうことは危険なため、①~③も踏まえて慎重に塾選びは行うようにしましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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