小学生・中学生・高校生の塾選びなら【塾シル】|塾・学習塾の検索サイト

子供の塾代ってどれくらい?高校受験の塾代の相場について
調査データ・コラム

2022.08.01

2024.02.28

子供の塾代ってどれくらい?高校受験の塾代の相場について

お子さんが新中学3年生を迎える親御さんにとって塾代への関心は高いですよね。

これから塾へ通わせようと思われているかたもいると思いますが、お子さんをこれまで塾へ通わせていたけど中学1年生・2年生のときよりも3年生からの月謝が高くなっていて驚いているかたもいるのではないでしょうか。

中学3年生からは科目数や授業時間も増え、季節講習費などもかかってくるため3年生の費用は高くなる傾向があります。けれど相場がわからないと提示されている金額が高いのか安いのか判断できないですよね。このページでは中学3年生の平均の学習塾費や塾代の相場を解説します。

文部科学省が発表した平均の学習塾費用とは

まずは中学生の平均の学習塾費をみていきましょう。こちらは令和3年度に文部科学省が発表した資料から抜粋した中学生の年間の学習塾費用の平均額となります。中学3年生の場合においては、公立では約39万円、私立では約22万円となっています。

しかしこの平均額の注意点として、塾へ通っていない子も含まれての平均額となります。そのため塾へ通っている子だけを対象とした額ではありませんので注意しましょう。それでは塾へ通っている子の塾代の相場はいくらになるのでしょうか。

塾代の相場とは

つぎに塾代の相場をみていきましょう。塾代は私立・国立の難関校の合格を目指して進学塾に通うか、公立高校の受験対策のために補習塾に通うかで大きく異なります。また、地域ごとに人件費や土地代は異なり相場は変動しますので、目安としてご認識いただくようお願いします。

私立・国立の難関校の合格を目指して進学塾に通う場合の相場

一般的な相場ですが、季節講習費(夏期講習や冬期講習など)や教材費、月々の月謝を合計して年間80万円~120万円となります。月額に換算すると7万円~10万円です。特に季節講習費は塾によって様々なので夏期講習のみで20万円~30万円もするようなケースもあります。また志望校に特化した特別講座などが設けられている場合もありこれらの受講でさらに費用がかかるケースもあります。

公立高校の受験対策のために補習塾に通う場合の相場

一般的な相場ですが、年間で40万円~60万円となります。これは季節講習費や教材費、月謝も込みの金額となります。月謝だけでみると2万円台~3万円台が相場のようです。費用だけをみてみると補習塾のほうが進学塾よりもだいぶ抑えられますね。

参考記事

中学生の塾の費用の相場についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

入塾前に費用面で確認すべきこと

入塾した後に費用面で困らないために、以下の3点は入塾前に確認することをおすすめします。

塾の特徴を理解する

「塾代の相場とは」で説明した通り、進学塾と補習塾では年間の学習塾費が大きく異なります。塾のタイプによって授業内容や指導方針も異なりますので、検討している塾はどのような特徴なのかを確認しましょう。

年間費用を確認する

塾代は月謝のほかにも季節講習や教材費、教室維持費やテスト費など様々かかります。そのため月謝の金額のみで判断するのではなく、年間でどれくらいの費用がかかるのかを確認するようにしましょう。また学年ごとに費用が異なります。お子さんが1年生や2年生からの入塾を検討しているのであれば、3年生では年間でいくらの費用がかかるのかを事前に確認すべきでしょう。

大手塾・個人塾問わず検討する

料金が安いからという理由だけで判断するのは危険ですが、逆に料金が高いから安心だと思い込むことも危険です。また、料金が安いとサービスが手薄いのでは?と不安に思うかたもいると思いますが、良心的な価格設定で手厚いサービスを行っている塾も数多くあります。ブランドにとらわれずにできるだけ多くの塾を比較してみましょう。

さいごに

このページでは中学3年生の平均学習塾費や塾代の相場について解説しましたがいかがでしたでしょうか。

お子さんの進学も非常に大事なことですが、家計から無理のない範囲で塾へ通わせることも大切です。とくにお子さんを2~3人抱えている家庭にとっては下のお子さんの将来のこともありますから尚更です。そのため年間でこれだけの費用を塾へ支払うわけですから塾選びは慎重に行うようにしましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

一緒に読まれている記事