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中学生の学習塾で安い塾はどういう塾?その特徴と注意点とは?
塾の選び方

2022.08.01

2024.02.14

中学生の学習塾で安い塾はどういう塾?その特徴と注意点とは?

塾に子どもを通わせたいけど費用はできるだけ抑えたい……。そう思われている親御さんは多いのではないでしょうか。とはいっても授業料が安い塾って本当に大丈夫なの? と不安に思う部分もありますよね。

特に中学2年生や3年生の高校受験を控えているお子さんを持つかたにとっては学習塾費への関心は高いと思います。そのためこのページでは料金が安い塾の特徴と注意点を解説します。

料金の相場を知る

まずは相場を見ていきましょう。料金の相場は授業形式ごとに異なります。授業形式は「集団指導」と「個別指導」に分類できるのですが、集団指導とは集団で一斉に授業を受ける形式で、個別指導は講師1人につき1人~複数の生徒が指導を受ける形式になります。

そのため、個別指導のほうが講師1人あたりの指導をする生徒数が少ないため料金が集団指導よりも高い傾向があることを理解しましょう。ただし地域によっても相場は異なりますのであくまで目安としてご認識ください。

  • 集団指導の相場:月謝2万円~4万円
  • 個別指導の相場:月謝2.5万円~7万円

こちらが相場の料金となりますので、集団指導の場合は1万円台、個別指導の場合は1万円台後半から2万円台前半であれば相場よりも安い塾といえそうです。

授業形式ごとの料金の相場が気になる方は、こちらの記事をご覧ください。

相場よりも安い塾の特徴とは

それでは相場よりも安い塾の特徴を見ていきましょう。

ここでは相場よりも安い塾の特徴を解説します。その前に覚えていただきたいこととして、教育熱心な塾において「できるだけ家庭に負担をかけないでお子さんの学習のお手伝いがしたい」という想いから良心的な価格設定で手厚いサービスをおこなっている塾もあるということです。

このような塾はとくに個人が経営されている学習塾に多いように思います。そのため特徴を解説しますが、料金が安いからといって一概に判断ができないことをご理解ください。

上記を踏まえて相場よりも安い塾の特徴をみていきましょう。まずはある程度のサービス内容を削ぎ落しているというケースです。集団指導でいえば生徒一人ひとりへのフォローやサポート体制が手薄かったり、個別指導では講師1人が指導している生徒数が多いということです。

講師が指導している生徒数が多いということはお子さんが授業内で直接指導してもらえる時間が少ないということになります。また授業料は安い一方で授業料とは別の年会費や施設維持費、夏期講習や冬期講習などの季節講習の料金が割高に設定されているといったケースもあります。

事前に確認すべきこと

それでは特徴を踏まえた上での事前に確認すべきポイントをみていきましょう。ひとつめはなぜその塾は料金を安く抑えられているのかというその訳を塾長に確認するということです。入塾前に塾長と面談をして尋ねるのがいいでしょう。

これを確認する理由としては入塾前に親御さんが想定しているサービスの内容と現実のギャップを失くすためです。塾長から曖昧な回答や話題をそらされてしまった場合には注意が必要だといえます。

ふたつめは授業料は安かったが年間のトータル費用だとほかの塾と大差なかったということがないように、入塾前に授業料のほかにかかる費用の一覧を確認するようにしましょう。以下が主な項目になります。とくに季節講習費や年会費などが割高の設定になっていないかは要注意なので費用面も併せて面談の際に確認するといいでしょう。

費用に関する主な確認項目

  1. 入会金
  2. 年会費
  3. 教材費
  4. 教室維持費(諸経費)
  5. 季節講習費(夏期講習、冬期講習など)
  6. 特別対策講座
  7. テスト費(模試代)

さいごに

このページでは料金が安い塾の特徴と注意点を解説しましたがいかがでしたでしょうか。料金が安い理由として塾長の教育理念や想いで料金を安く設定している塾もあれば、何らかのサービスを削ぐことで料金を安く抑えている塾もあります。そのため後者の場合は入塾前に正確なサービス内容を把握しておかなければ入塾後にそのギャップに悩まされるリスクもございます。そのようなことが起きないように入塾前に授業料が安い理由や授業料以外の費用を把握するようにしましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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