子供って自分から発生した存在なのに別の人間だなんて

だよね
夜中、母体の私は眠たいのに、夜中お腹の中で運動会をしていた息子…
別々の生き物が併存しているって生物的にはすごい状態だよね
無事に身ふたつとは、よく言ったもの

わかる。下の子が生まれて何年も経つけど、もとは私の内臓（違うけど）みたいなもんだったのに…って何度となく思う。
母親の胎内で育って、血も肉も母親由来のものって感じがするのに。
親から半分ずつ遺伝子を受け継ぐ仕組みもよくわからないし、奇跡って感じよね。

半分は他人である旦那の遺伝子もあるから、そりゃ違う人間でしょう。
悪阻に耐え、食べたい物ややりたい事を我慢し、10ヶ月も腹の中で抱えて、痛い思いして生んだ意味ってあるのかなー？って、よく考える。

わかる。不思議だよね。
しかもあんな行為だけで別の人間が出来あがるなんて。

この詩知ってるかな？

子どもについて
《略》
彼らはあなたがたを通して生まれてくるけれども､あなたがたから生じたものではない、彼らはあなたがたと共にあるけれども、あなたがたの所有物ではない。
《略》
あなたがたは弓のようなもの、その弓からあなたがたの子どもたちは、生きた矢のように射られて、前へ放たれる。
射る者は永遠の道の上に的をみさだめて、力いっぱいあなたがたの身をしなわせ、その矢が速く遠くとび行くように力をつくす。
射る者の手によって身をしなわせられるのをよろこびなさい。
射る者はとび行く矢を愛するのと同じように､じっとしている弓をも愛しているのだから。

だって。

病気？