• No.12 馬鹿は死ななきゃ治らない

    25/09/11 16:39:22

    AIで林真理子風エッセイにした

    義母からの“愛情爆弾”を受け止める日々

    ――林真理子風エッセイ

    義母という存在は、宇宙に浮かぶ巨大惑星のようなものです。重力が強すぎて、こちらの小さな抵抗など意味をなしません。私の義母もそのタイプで、毎週のように「作りすぎちゃったから」と大量のお惣菜を持ってきてくださいます。

    ありがたいんですよ、もちろん。愛情を注いでくださっているのは分かっています。けれども、わが家の味付けとはどうにも合わない。なぜ煮物がこんなに黒光りしているのか、なぜひじきが砂糖菓子のように甘いのか。私は毎週、「義母味」という新しいジャンルの学問に挑んでいる気分です。

    しかも、その量たるや。タッパーのフタが閉まる瞬間、義母はなぜか満足げに微笑みます。そのとき私の冷蔵庫は、またひとつ“義母煮物保管庫”と化すのです。子どもたちも最初は「わあ!」と喜びますが、二日目には「ママ、またこれ?」と小声で抗議。私も「まあまあ、食べてみなさい」と言いながら、内心では同じことを思っているのです。

    断ろうと試みたこともあります。しかし義母は、宝塚の大女優ばりに目を伏せ、唇を震わせながら一言。
    「せっかく作ったのに…」
    ――この台詞に勝てる嫁は、果たして世に存在するのでしょうか。私は即座に敗北し、両手でタッパーを受け取るしかありません。

    そうして、我が家の冷蔵庫は今日も義母料理でパンパン。私はもはや「嫁修行」ではなく「義母料理トライアスロン」に挑んでいるのです。

    さて、この話のオチ。先日、あまりにも冷蔵庫がいっぱいで、子どもがアイスを探して泣き出しました。仕方なく私は、冷凍室の奥に追いやられていた義母の“黒光り煮物”をひとつ取り出し、「これもアイスみたいに冷たいわよ」と出してみたのです。子どもは渋い顔をしながらも一口。「……うん、やっぱりまずい」ときっぱり。

    ――ああ、やっぱり血は争えない。私と子ども、同じ味覚のDNAに、そっと安堵したのでした。

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