• No.115 ひよこ鑑定士

    24/09/02 20:56:51

    「イングランドでの飼犬の死因の86.4%が獣医師による安楽死」であり、後に引用した論文では79.5%です。イギリス全土の犬の飼育数は1,010万頭とされ、またイギリスの犬の平均寿命は約10歳です。これらの数値からイギリスでは年間に死ぬ犬の数は100万頭程度と推測されます。そのうちの約80%が獣医師による安楽死で死ぬとすれば、その数は80万頭です。
     日本の犬の公的殺処分数は、この数は、2020年度の日本の犬の公的殺処分数の人口比で約280倍になります。日本では、飼い主が獣医師に安楽死を依頼する数は極めて少ないと思われます。日本での犬の死因の安楽死割合の調査はありません。しかし犬の平均寿命から考察すれば、日本では飼犬の人為的な安楽死はほぼないと思われます。イギリスでは犬の平均寿命は約10歳ですが、日本の犬の平均寿命は自然死寿命を超える14.44歳です。このことから犬の平均寿命が短いイギリスでは天命を全うする前に「老化で手がかかる」という理由で10歳を超えたあたりから、飼い主は犬を安楽死させることが多いと考えられます。「飼い主が獣医師に安楽死を依頼する」割合が日本よりはるかに高いと判断せざるを得ないのです。

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