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アへ国葬PART2を強行した山口県に高級車購入違法認定
公用車2090万円は「違法」 山口県知事に全額支払い命令(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cf4b241c670b88b0e6c93ef1cc1a75de4514d44
鳳凰(ほうおう)のエンブレムが輝く、トヨタの最高級車・センチュリー。
実はこの車、2020年8月に、山口県が公用車として購入したもの。
購入価格は、2,090万円だった。
この車をめぐり、2日、民事訴訟で異例の判決が下された。
公用車としてセンチュリーを購入したことは、「違法」と認定された。
そもそも、なぜ2,000万円超えの高級車を買う必要があったのか。
当時、山口県会計管理局・原田主事は「皇族の方、海外の要人など、来賓を迎えるにあたっては、センチュリーがふさわしいという判断」と主張していた。
山口県が購入したセンチュリーには、後部座席の背もたれにマッサージ機能を搭載。
スピーカーが20個もついたニューモデルだった。
こうした状況に、県民から不満の声が上がった。
山口県民「そんな無駄遣いをすることない」、「もうちょっと違う、子どものこととかに(税金を)使ってほしい」
そして、2021年2月、「県の判断は納得できない」と、山口県の元職員の男性が、山口県を提訴。
村岡知事に、購入費の全額を請求するよう求めていた。
元県職員・松林俊治さん「村岡さん(知事)は、そのお金を県に返してくれ。県財政に返してくれと、自分の個人のお金からね」
税金を使った高級車の購入は、適切だったのか。
注目の判決が2日、山口地裁で下された。
山口地裁 裁判長「被告(山口県)は、村岡嗣政(知事)に対し、2,090万円を請求せよ」
山口地裁は、「ほかの車種をまったく検討していない」などと、県の対応の不十分さを指摘し、財務会計上の違法行為と認定。
村岡知事に対し、購入金2,090万円の支払いを求めるよう、県に命じた。
全面勝訴を受け、原告の男性は「最高の判決」と感想を述べた。
元県職員・松林さん「税金は、人が豊かになるように、そのような県政・知事になってもらいたい」
原告側代理人によると、公用車の購入をめぐり、自治体の違法性を認める判決は異例だといいう。
一方、2,090万円の支払いを命じられた形の村岡知事は、2日午後、「今回の判決については、正直驚いています。納品される直前に報告を受けたわけですが、裁量権の乱用というところが、どういったところで言われているのか、判決の内容を確認したいと思います」と話した。
山口県は、判決の中身を精査し、今後の対応を検討するとしている。- 0
22/11/30 19:49:06