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- 21/07/29 22:49:42
オリンピック【速報】 橋本大輝が金メダル 体操男子個人総合
2021年7月29日 2時00分
東京オリンピック、体操の男子個人総合で19歳の橋本大輝選手が金メダルを獲得しました。この種目で、日本は3大会連続の金メダルです。
体操の男子個人総合の決勝は、予選を通過した24人の選手が出場して、6種目の合計得点で争われました。
予選1位で19歳の橋本選手は、最初の種目のゆかで、G難度の大技、「リ・ジョンソン」を決め、予選より高い14.833の得点をマークしました。
橋本選手は、2種目めのあん馬と5種目めの平行棒では、15点台の得点をマークしました。
橋本選手は1種目を残して、1位の中国の肖若騰選手と0.467差の3位で、最後の種目、鉄棒に臨みました。
鉄棒では、先に演技した肖選手が14.066にとどまったのに対し、橋本選手はG難度の「カッシーナ」など手放し技を次々と成功させたほか、最後の着地も決めて14.933の得点をマークして肖選手などを逆転しました。
橋本選手は6種目の合計で88.465の得点で初めてのオリンピックで金メダルを獲得しました。
この種目では、内村航平選手が前回まで2連覇していて、日本は3大会連続の金メダルです。
また、日本体操協会によりますと、オリンピックの男子個人総合で橋本選手は最年少での金メダルとなりました。
同じ個人総合に出場した18歳の北園丈琉選手は5位でした。
◆橋本大輝「もっと高みを目指す」
橋本選手は「本当に人生でうれしい瞬間は言葉で言い表せないなと思った。きょうは男子団体のメンバーが応援してくれて、しっかり金メダルをとれて、感謝の演技ができたと思う」と喜びをかみしめました。
決勝の演技については「つり輪で技が認定されなかったので、少し焦ったが、試合は何が起きるか分からない。しっかり集中してやっていこうと切り替えた。最後の鉄棒では自分がミスなく演技すれば間違いなく金メダルはあると思っていたが、今回はメダルの色は関係なく、記憶に残るいい演技をしようと思っていた。最後の着地が動いてしまったので自分の中で満足はしていないが、緊張の大場面で演技を通せたことは大きな経験になったと思う」と、冷静に振り返りました。
また、表彰式で笑顔を見せたことについて「ここで涙を流してしまうのはいまの状態に満足していることだと思う。チャンピオンは涙を流さずに、常に前だけを見ていると思う。笑ってこの試合を楽しめたのでよかった」と話しました。そのうえで、「5年前、自分はオリンピックに出場できるとも思っていなかった。夢が現実になって、金メダルを獲得できた。これからはディフェンディングチャンピオンとしてやっていかなければいけないので、変わらない努力で毎日やっていきたい。3か月後には世界選手権があるので、いまの状態に満足せずにもっと高みを目指していきたい」と、今後の決意を話しました。(以下略)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210728/amp/k10013166271000.html
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