- なんでも
- シャトーブリアン
- 21/07/26 01:45:45
グリフィス教授と同僚のダリア・カス博士は2011年、SNS依存症と教授が呼ぶものについて文献がまだ3本しかなかった当時、初の調査論文を発表した。2人はその際、社交的な人はSNSを「社会性の拡大」に使う一方で、内向的な人は「社会性の補い」に使うようだと発見した。SNSの利用時間が増えれば、実生活での人との関わりは減ることも判明した。
グリフィス教授たちはさらに2014年、SNSは利用者に継続的報奨を与えると別のレビュー論文で指摘した。つまり、利用者は不安定な気分を和らげるためSNS利用を増やし、それが心理的依存につながることもあるというのだ。
さらに2017年の大規模な全国的調査で、依存症的兆候を示す人は女性や若者、独身に多いことが分かった。その人たちは教育水準や収入、自尊心が低い傾向にあることも判明した。
グリフィス教授は、「SNSは社会的な交流の場だ。一般的な性差やジェンダーの差の話をすれば、典型的に女性の方が男性よりも、社交的な傾向がある」と説明する。
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