- なんでも
- とかげ
- 18/10/03 09:54:23
妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が起きるおそれがある風疹の患者が増える中、厚生労働省は、感染の中心となっている30代から50代の男性を対象に、免疫が十分あるか調べる抗体検査の費用を全額公費で負担する方針です。
風疹は発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症で、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が起きるおそれがあります。
ことし7月以降、首都圏を中心に患者が増えていますが、感染の中心となっているのは、子どものころにワクチンの接種の機会がなかった30代から50代の男性です。
こうした中、厚生労働省は30代から50代の男性を対象に、免疫が十分あるか調べる抗体検査の費用およそ5000円を来年度から国と自治体で半額ずつ負担する方針です。
これまでも、自治体によっては、妊娠を希望する女性のほか、妊婦の夫などが無料で抗体検査を受けられましたが、その対象が広がることになります。
厚生労働省は、ワクチンの数に限りがあることから、先に抗体検査を受けてもらい、免疫がないとわかった人にはワクチンの接種を受けるよう促すことにしています。
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