元フジアナ菊間千乃氏 夫婦死亡事故で「容疑者は事故が起こるという発想がなかったのでは

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  • 17/10/11 16:30:29




10/11(水) 11:12配信

東スポWeb




元フジアナ菊間千乃氏 夫婦死亡事故で「容疑者は事故が起こるという発想がなかったのでは」


菊間千乃氏


 元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏(45)が11日、TBS系朝の情報番組「ビビット」に出演し、今年6月に東名高速で夫婦が死亡した多重事故についてコメントした。

 この事故で神奈川県警は10日、夫婦の車の前方に割り込み、追い越し車線に止めて事故を誘発させたとして、乗用車を運転していた福岡県中間市の建設作業員・石橋和歩(かずほ)容疑者(25)を過失運転致死傷と暴行の疑いで逮捕した。

 痛ましい事故を誘発しながら、逮捕容疑は「過失運転致死傷罪」(7年以下の懲役または禁錮もしくは100万円以下の罰金)というもの。菊間氏は「過失運転致死傷は自動車の運転上、必要な注意を怠り、人を死傷させるもの。高速道路で車を停止させるのも運転行為の一環。高速道路で夜間、追い越し車線で止めるのは注意が足りない行為ですから、過失運転致死傷になったのだと思います」と説明した。

 より処罰が重い「危険運転致死傷罪」(死亡事故で1年以上20年以下の懲役、負傷事故で15年以下の懲役)の適用を望む声が出ているが、「危険運転致死傷罪は実際に運転していて、スピード違反とか飲酒しながら危険な運転をして事故を起こした場合に適用される。今回の場合は、止まって、話をしているところにトラックが突っ込んだ事故なので、過失運転致死傷になったのだと思います」とコメント。続けて「石橋容疑者が車から出ていなければ、ご家族だけをそういう目(トラックが追突)に遭わせようと思ったのかもしれませんが、本人も彼女(同乗していた女性)も出ていますし、その時は怒りの気持ちだけで、まさかご家族が死亡する(事故が起こる)という発想に至っていなかったのではないか」と推測し、危険運転致死傷罪の適用は難しいと私見を述べた。

 今後の捜査によっては処罰が重い「妨害運転致死傷罪」(1年以上20年以下の懲役)に切り替える可能性もあるとされるが、菊間氏は「いろいろな証拠を見てみないと分からないですが、止まったところで事故が起きているので、過失運転致死傷になると思います」と話した。

 番組では事故当時の状況を語る長女のインタビューや逮捕前の石橋容疑者への直撃取材の様子を放映。同容疑者は同局記者に「こちらも人間やし、カチンときた」と話し「なぜ事故が起きたのか?」の問いには「相手が文句言ってきたからですかね」と答えた。また、高速道路で止まったのは「抜かしていったら、あおられた。止まれと言われていると思って(追い越し車線に)止まった」と言い、夫婦が亡くなったことには「悪いことしたな」などと語った。

 同容疑者の知人によると「年に2回くらいは交通事故を起こし、保険会社のブラックリストに載るくらい保険金をもらっていた」という。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171011-00000009-tospoweb-ent

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