ハリウッド権力者の“セクハラ”事件にベン・アフレックの声明に「てめぇもだろセクハラ野郎」の声

配信 : サイゾーウーマン
17/10/13 18:35

 ハリウッドの権力者で名プロデューサーのハーベイ・ワインスタインが、過去30年間にわたって20代の女優や女性社員たちにセクハラしてきたと大手新聞が報道した。ハーベイが、弟と共に立ち上げた映画会社ワインスタイン・カンパニーを解雇された途端、ハリウッド女優たちが次々と「私もセクハラされた」「言い寄られた」と暴露を開始。俳優たちも「そんな卑劣な男だなんて知らなかった」と怒りをあらわにしている。

 しかし、このハリウッドスターたちの告発や批判に、世間はシラけモード。「知らなかったわけがない」「暗黙の了解だったんだろう」と冷ややかな目で見ている。そんな中、ハーベイのおかげでアカデミー賞を獲得し、何作もの映画を共に製作してきたベン・アフレックが「知らなかった」「怒りを覚える」と声明を発表した。しかし、共演した女優から「なに言ってるの? ずっと前から知ってたじゃん! 嘘つき!」とSNSで撃沈され、10年以上前にテレビ番組で司会女性たちにセクハラしまくっている映像までもが掘り起こされネット上で拡散。「お前もセクハラ男じゃないか!」「第二のハーベイ!」とボコボコにバッシングされる事態に陥っている。

 10月5日、大手紙「ニューヨーク・タイムズ」が、ミラマックスやワインスタイン・カンパニーで数多くのアカデミー賞映画を製作してきたハリウッドの権力者ハーベイ・ワインスタインの、己の権力を利用し、20代の女優や女性社員たちに過去30年にわたりセクハラしてきた“エロおやじ”っぷりを暴いた。その内容も「自分の裸を見せつけて性的行為を求める」というこの上なく情けないもので、世間は「やっぱり女優は仕事を得るためにはプロデューサーと寝るんだね」と冷ややかに反応。同紙は「被害を受けた女性の中には、口封じのため和解金を受け取らされた者もいた」と報道している。ネット上では、業界に居続けたいがためにハーベイから受けたセクハラを黙ってきた女優たちに対して「同情の余地はない」という声が上がっていた。このスクープ記事の直後、ハリウッドはダンマリを続けていたため、なおさらそう感じた人が多かったようだ。

 が、しかし、ハーベイが8日に自身の映画会社を解雇され、権力を失い、おそらくもう二度とハリウッドでは仕事ができないだろうとわかると、Aリスト(もっとも金を稼ぐスター階級を指す)の女優たちが一気に批判を開始した。「私もセクハラされた」と告発する大物女優が次から次へと現われ、俳優たちも「ハーベイがそんな男だったとは」と遺憾の意を述べ始めた。

 長年ハリウッドの権力者として君臨していたハーベイに恩のある役者は山ほどいる。彼のおかげでアカデミー賞を受賞し、その後輝かしいキャリアを歩んできた女優や俳優も数多い。ベン・アフレックもそのひとりだ。彼はミラマックス時代のハーベイと一緒に『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)を製作し、幼馴染で大親友のマット・デイモンと共にアカデミー脚本賞を受賞。ハリウッドで一目置かれるようになった経歴を持つ。その後もハーベイと一緒に数作映画を製作し、監督としての才能も開花させた。

 今回、ハーベイの長年にわたる悪事が暴露されたのは、アメリカにおけるセクハラや女性差別に対する意識が非常に高まっているからだとされている。ベンからすれば、ハーベイと一緒に働いたことがある俳優、脚本家として、また、アカデミー脚本家、アカデミー監督として「ここはひとつ、ガツンと言わなければ」と思ったのだろう。もしかしたら、離婚や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)の大ゴケで低下したイメージを回復できるかも、という下心もあったかもしれない。ベンはツイッターで、ハーベイを批判する投稿をした。

 ツイートの内容は、「かつて一緒に働いた男が、何十年もの間、権力を振りかざし、脅し、セクハラをすることで大勢の女性たちを操っていただなんて、非常に悲しく怒りを覚える」「吐きそうだ」「断じて許されることではない。二度とこのようなことが起こらないようにするには、自分はどうすればよいのか。自問している」「この業界の姉妹、友人、同僚、娘たちを守るため、我々はもっと頑張らなければならない。今後、告発する者たちを支援し、このようなセクハラを見かけたらとがめなければならない。そして、もっと多くの女性たちが権力を持つ地位に就くようにしなければならない」という立派なものだった。ところがこの立派すぎるツイートが、ベンの立場を危うくすることになる。



 実はこのツイートが投稿される前、ハーベイがプロデュースした『Phantoms』(98)でベンと共演していたローズ・マッゴーワンが、ツイッターに「ベン・アフレックとケイシー・アフレック。今朝のご機嫌はいかが?」というミニ爆弾を投下していた。

 ローズは、これまたハーベイがプロデュースした大ヒット映画『スクリーム』(96)に出演した際、セクハラされ、10万ドル(約1121万円)の和解金を受け取ったと伝えられている。今回のスクープ記事以降、ツイッターで激しくハーベイを批判してきた。同時に「多くの俳優たちが見て見ぬ振りをしてきた」と批判しており、「『アフレック兄弟もそうだ』と示唆しているのだろう」と話題を集めていた。そこにベンは「びっくりしたなぁ」「許せないよね」という声明を出したのだ。

 このベンのツイートを読み、当然のようにローズは大激怒。「ベン・アフレック、ファック・オフ!」とダイレクトにディスり、「ベン・アフレック。あなたは、『ちくしょう! なんてことだ! あれほどやめろって彼に言ったのに!』って、私に言いましたよね。私が性的暴行を受けた後、行かされたプレス会見での話って言えばわかるかしら? 嘘つき」と言い放ったのだ。

 この騒動から、ベンは過去に自分がしてきたセクハラ映像を掘り起こされ、大バッシングを受けるハメになる。

 始まりは、ベンの声明を読んだ複数のツイッターユーザーたちが「ベンも子どもたちのナニーと浮気していた時、自分の娘のことなんて考えてなかっただろうよ」「多分みんな忘れてるだろうけど、昔『TRL』でヒラリー・バートンのおっぱいつかんだよね」と盛り上がっていた。なんとそこにヒラリー本人が「私は忘れないわよ」と混ざったのだ。そして今回ハーベイのセクハラを告発した女性たちに対して「素晴らしい。私がベンからセクハラされた時は笑いのネタにするしかなかった。そうでもしなきゃ、泣きそうだったから」とツイートした。

 これは、2003年に米MTVの人気情報番組『トータル・リクエスト・ライブ(TRL)』にゲスト出演したベンが、当時司会を務めていたヒラリーに挨拶がてらにかました有名なセクハラのことを指している。ベンは「本当にお会いできて光栄だよ」と言いながら立ち上がり、彼女の肩に手を回して抱きしめた。そして自分の左手をヒラリーの左脇下にまわし、彼女の左の乳房をモミモミしたのだ。揉んでいる手ははっきりとは見えないが、ヒラリーは「あ!!」と驚きの声をあげ、ベンは「やってやった」というような笑顔を見せる。もちろんスタッフも目撃しているが、ベンは悪びれることなく踏ん反り返るように椅子に座り、ヒラリーのインタビューに答えていく。

 のちにMTVは、別のまとめ番組でこのことを放送。ヒラリーは当時のことを「何やってんの!って思った」と笑い飛ばした後に、「私はハイ・ファイブのほうが好きなんだけど」とチラッと嫌そうな顔を見せた。



 今回この映像が掘り起こされてネットに出回り始めると、「ベンのセクハラはこんなもんじゃなかったはず!」と言い出す者が現れた。「04年にカナダの映画紹介番組でプロモーション・インタビューを受けるベンの、セクハラ三昧映像が一番ひどいんじゃないか!?」と言うのだ。

 問題のインタビューは、「はじめまして」とハグをしてきたカナダ人の女性司会者にベンが座ったまま抱きつき、そのまま自分の膝の上に乗せて抱きしめ、彼女の髪に顔を埋め「いい匂いの香水つけてるねぇ」と言うところからスタートする。司会者は笑っているが、その場から必死に逃れようとしているようにも見える。体をよじっており、カメラに写らないところを触られているのか、何かされているようにも見える。

 司会者は落ち着かせるように彼に手を回すものの、ベンはカメラなどお構いなしで彼女をナンパする。フランス語訛りの彼女の英語の真似をしてジョークを言ったり、「君がトップレスになったほうが、みんな喜ぶんじゃないの?」とまで言い、彼女を笑わせようと脳性麻痺患者の真似をするなど調子に乗りまくり、実に見るに堪えない映像となっている。

 このインタビュー映像によって、セクハラ、女性を見下すような性差別、フランス語訛りの英語をバカにしている人種差別に加え、障害者を笑いネタにしていると、ハリケーン級のバッシングが巻き起こっているのだ。

 ちなみにこのカナダ人女性司会者は、米業界紙「The Hollywood Reporter」の取材に対して「あれは全部演技よ。えぇ、トップレスになれとか言うのも全部、仕込みです」とベンをかばう発言をしている。それが本当なら彼女もアカデミー女優級だが、「そんなわけないだろ!」「和解金でももらってるんじゃない?」「いや、体の関係を持ったからでしょ」と、火に油を注いでしまった。

 ベンはヒラリーに対して「ごめんなさい」と謝罪ツイートを投稿。問題のインタビューについては沈黙を守っている。

 そして今度は、メイクアップ・アーティストのアナマリー・テンドラーという女性が、「私もベン・アフレックから謝罪の言葉が欲しいわ。14年のゴールデン・グローブのパーティーでおしりを掴まれたセクハラに対して」と爆弾を投下。「私のそばを通った時に、おしりを掴んで、おしりの割れ目に指を押し当てたのよ」と具体的に説明した。ネットは「まだ結婚していた時じゃないか!」「セクハラは治らないのね。最悪」と彼を批判する声で溢れ、ますます収拾がつかない状態となっている。

 もしベンがハーベイのセクハラに関して何も言わなかったら、このような大炎上騒ぎにはならなかったかもしれない。グウィネス・パルトローの「私もハーベイに言い寄られたが断った。当時交際していたブラッド・ピットに打ち明けたら、彼は抗議して私を守ってくれた」という発言で株を上げたブラッドとは大違いだ。グウィネスはベンの元カノでもある。「もし、ベンと交際していた時にハーベイに言い寄られてたら、グウィネスは人身御供として差し出されてたでしょうね」と言う人までいるように、今やベンも「ハリウッドでやりたい放題している、セクハラ野郎」という目で見られている。『バットマン』の続編どころではなさそうだ。最悪の場合には、ハーベイ共々ハリウッドでは今後見られない可能性も考えておくべきだろう。


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