- なんでも
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ハンタパンデミックの可能性は?
中国や日本のインターネット上では、●ヒトからヒトへは基本的に感染しない、●毎年のように多くの感染者がいる、●日常的にネズミと接触する市民は少ない、●アジアでの病型は死亡率1~10%の腎症候性出血熱(HFRS)で、同40~50%のハンタウイルス肺症候群(HPS)ではない、●ワクチン開発済み──だから、ハンタウイルスには過度に警戒する必要はないとの説が流布しているが、本当にそうだろうか。
中国疾病预防控制中心(中国疾病予防コントロールセンター)の研究者は中国共産党湖南省委員会の機関メディア「紅網」の取材に対し、ハンタウイルス感染症(うち腎症候性出血熱、HFRS)について、致死率10%は驚異だが、早期発見、早期治療すれば治癒する可能性は高い。流行期は春季と秋季でウイルスは高温に弱く、中国でヒト・ヒト感染例は無い。ゆえに新型コロナウイルス感染症のように蔓延する可能性は極めて低いと述べた。
米疾病予防管理センター(CDC)は、ハンタウイルス肺症候群(HPS)の現時点での死亡率を36%としている。これはWHOが3.4%と推定している新型コロナウイルス感染症の死亡率よりも遥かに高い。- 0
20/04/05 22:32:45