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- 20/01/29 20:20:16
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帰国206人中、体調不良で12人入院も5人は陰性
中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎患者が拡大している問題で、現地滞在の邦人206人が29日、日本政府のチャーター機で帰国した。
厚生労働省や東京都によると、13人に発熱やせきなどの症状があり、12人が入院した。うち5人は新型コロナウイルスの検査で陰性と判明した。厚労省によると、日本人初の感染例となった奈良県の男性が運転するバスに同乗していた、大阪市のガイドの40代外国人女性も感染が確認された。国内の感染確認は8例目。
政府によると、退避予定の邦人は残り約440人。チャーター機第2便は29日夜に日本を出発。第3便は30日に派遣する方向で調整している。30日には安倍晋三首相を本部長とする対策本部の設置を閣議決定する。
206人は全員が日本国籍で、男性185人、女性21人。12歳以下の子どもも4人いる。206人のうち、同意が得られなかった2人を除く全員について新型コロナウイルスかどうか検査。3人は帰宅し、入院した人以外は結果判明まで千葉県内のホテルに滞在する。ホテル代は政府が負担する方針。
厚労省は29日、帰国した邦人を含め、武漢周辺に滞在歴がある中国からの入国者らの症状を一元的に把握する「健康フォローアップセンター」を省内に設置した。発症者を早期に医療機関につなげ感染拡大を防ぐ。
厚労省によると、センターは空港や海港の検疫所で当事者から回収した質問票で滞在歴や有症者との接触歴などを把握し、最長2週間とされる潜伏期間の間に、電話やメールで発熱やせきの有無などを確認する。自治体の保健所とも連携して情報収集に当たる。今後の状況次第で態勢拡充も検討する。
菅義偉官房長官は29日の記者会見で、武漢で入院中の日本人男性について、新型コロナウイルス陽性の疑いが強いと病院側から連絡を受けたことを明らかにした。