- ニュース全般
-
>>5850続き
■4.「例え嘘でも、自分のプライドを守ろうとする」
シンシアリーさんは、韓国人のこの自賛を「体面(チェミョン)」という言葉で説明している。
__________
韓国人には元々、「チェミョン (体面)」というものがありました。日本や中国でいう「面子」と、似て非なるものです。簡単に言うと、例え嘘でも、自分のプライドを守ろうとすることです。そしてそのプライドは、実に外見的なもの、形式的なものです。とりあえず威張るのがチェミョンです。
朝鮮時代の貴族階級だったヤンバン (両班)たちは、とくにこのチェミョンを大事にしたと言われています。『両班は水に溺れてもジタバタしない』 という諺のままですね。[1,p167]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
貴族階級の「体面」は今でも生きている。
企業の幹部を務めて運転手付きの社用車に乗っていた人が、退職後に満員バスに乗ったり、タクシーを拾ったりする「みじめさ」には耐えられないとこぼす。
また韓国人牧師が日本滞在中に自転車に乗ることを覚えて、韓国でもそうすると、奥さんが「あんなはしたないことされると体面上困ります」とこぼす。
自転車とはみすぼらしい労働者が大きな荷物を運ぶための「下層労働階級」の乗り物で、立派な聖職者などが乗るべき物ではないのだ。[a]
続く- 0
16/01/10 14:54:24