「クズだな」→「クズ過ぎる」 私がツイートを“たらい回しする遊び”に参加しなかった理由

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  • お惣菜
  • 19/01/18 09:58:29

最近、少し気になる出来事がありました。Twitter上で「クズだな」「クズ過ぎる」などの短いひと言が添えられ、何者かのツイートが続々と引用RT(リツイート)されていくというものです。元ツイートをたどろうと投稿内容をクリックしても、似たような投稿をたらい回しにされるだけで、一向に元ツイートにたどりつく気配がありません。

バズることの危険性

 この一連の出来事について、ねとらぼがその全体像をまとめています。

 種を明かせばなんてことのないジョークのようなもの。Twitterをはじめ、SNSではこのようなことがたまに起きるわけですが、個人的には少々良くない流れだという印象を持ちました。

 こうした一連の投稿は、悪用しようと思えばできてしまう内容だからです。

クリックを誘発という意味では「サイバー犯罪」と同じ

 私が悪い印象を持ったのは、今回の内容が単なる短文で示された上に、何のヒントもなくURLだけが張り付けられていたからです。一瞬だけスパムbotによる投稿を疑いましたが、名のあるアカウントが参加している他、それぞれの投稿内容が少しずつ異なるため、その時点で事件性はないと判断しました。

 大体のオチも見えてしまったのは、恐らくホームページ全盛期の時代に「TMJ」(たらい回しジャパン)という一大ブームを経験していたからかもしれません。ただし、もう20年近く前のムーブメントであることからか、検索でもほとんど引っ掛かりません。ネット上のたらい回し未経験の方は、参考までに下記のページをご参照ください。

・タライまわし(アンサイクロペディア)

 多くの人のホームページに「TMJは移転しました」というページと共に、リンク先が表示されていて、そこをクリックしてもやっぱり「TMJは移転しました」というリンクが表示される――この話と今回の「クズ過ぎる」というTwitter投稿は似たようなものかもしれません。

 しかし、現在では何らかのゴシップが広まると、その騒動に乗じてマルウェアや偽アプリをダウンロードさせるようなサイバー攻撃が発生します。その観点でいうと、今回のように何の説明もなくリンクだけが置かれている投稿、かつそれをクリックさせようという空気感は、サイバー攻撃者にとってこれ以上ないチャンスに見えたかもしれません。実際に攻撃が行われたという話は聞いていませんが、次にこのようなことが起きた場合、私なら楽しむことよりも、リスクを最小限にするため「無視する」という選択をとると思います。
>>1

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古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声投稿されたコメントを掲載しています

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    • 19/01/18 14:33:29

    クズに関しては本当にただの葛餅の写真をクズだなって呟いてリツイートだったからOKじゃないのかな?
    元ネタ見ないでリツイートする人の方が少ないと思うけど
    なんかそれ以外に問題あったかしら?
    (トピ文のびのびで良く読んでなくてすみません)

    • 0
    • 11
    • 芽が生えだした大量のじゃがいも
    • 19/01/18 14:23:28

    >>9
    さえずったり飛び回ったり忙しいね。

    • 0
    • 19/01/18 14:22:51

    >>9
    ありがとうございます!

    • 0
    • 9
    • すきやき
    • 19/01/18 14:19:53

    >>8
    元々は英単語のbuzzに由来しており、この単語の意味は「(ハエなどが)ブンブン飛び回る」という意味です。これが「流行っている」「みんなが話題にしている」といった意味合いで、「バズる」という言葉として使われるようになりました。

    Twitterとかでたくさんの人がリツイートしたりその事を話題にしてる事だよ

    • 1
    • 19/01/18 14:15:31

    バズるの意味が分かりません。教えていただけますか?

    • 0
    • 19/01/18 11:23:21

    >よく見る光景としては、ある事柄のツイートが爆発的にRTされた後、実はその事柄が間違っていた、フェイクニュースだった、ということが分かったときに、RTをした本人が「だまされた」という表現をすることがありますが、個人的にはとても気になります。RTした本人はだまされたと同時に「誰かをだました」ということにもつながっているからです。

    ここはよくわかった、前半アホなのでよくわからなかった

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    • 6
    • 旅行前日に届く生鮮食品
    • 19/01/18 11:20:33

    >>5
    たまにこういう人見かけるけどこの記事書いたの主じゃないからね

    • 5
    • 19/01/18 11:16:33

    主、伝える力って大事だよ。
    ここネット掲示板だからね。

    本題に戻ったコメント。
    止める勇気を持つことは良いと思うよ。
    私もやらないかな。

    • 0
    • 19/01/18 11:15:11

    は?

    • 0
    • 19/01/18 11:10:43

    馬鹿だからよく分からなかった…。

    • 3
    • 19/01/18 10:38:39

    結局何が言いたいのかせめて3行くらいにまとめる力がないのか。

    • 0
    • 19/01/18 09:58:51

    SNS上の冗談にマジレスするのは無粋?

     このような話をすると「セキュリティの人はジョークが分からない」「こんな遊びもたまにはいいのでは」という反応があると思いますし、こうした意見もよく分かります。個人的にも「SNSは楽しく遊ぶもの」だと考えていて、その楽しみ方に冷や水をぶっかけるような行為は無粋であるとも思っています。しかしその大前提として、投稿やRTなど全ての行動に自らが責任を持つべきでしょう。

     よく見る光景としては、ある事柄のツイートが爆発的にRTされた後、実はその事柄が間違っていた、フェイクニュースだった、ということが分かったときに、RTをした本人が「だまされた」という表現をすることがありますが、個人的にはとても気になります。RTした本人はだまされたと同時に「誰かをだました」ということにもつながっているからです。

     そのため、消極的な対策としては、見る側である私たちがこの手の話を見かけたとしても、むやみやたらにクリックせず脳内でミュートを行うこと。もう一歩踏み込んだ対策としては、ジョークだと思って行った行動が、誰かを傷つけるかもしれないことは、現代のSNSを利用する上で頭の片隅に置くべき指針の1つだということを明確にコメントしていくことが挙げられるでしょう。

     Twitterもホームページも、昔はそこまで深く考えずに使えるツールだったのは間違いありません。しかし、多くの人が参加し、多様化しすぎた結果、行動が制限され始めている印象です。だからこそ、個人的にはあまり人とつながらない、そもそもあまり人がいない状態の分散型SNSのマストドンがとても心地いいですね。

    「バズる」ことの裏に潜むリスク

     今回起こった一連の「クズ過ぎる」ツイートを責めるつもりはありませんが、そろそろ「バズる」ことに対しての考え方を変える必要があるかもしれません。それは先日Instagramでただの「たまご」の画像がバズったことからもうかがえます。もはや、元になる情報の重要性よりも、バズること自体が目的になりつつあるからです。

     「インターネットは知の集合体である」ということをいまだに信じている私は、できればまだバズっていない知見が、それを欲している人に届く程度につながるちょうどいい仕組みがあればうれしいと思っています。無駄にバズることは、サイバー犯罪者の注目も集めてしまいます。今後はそんなことも少し気を付けつつ、楽しくSNSを活用していければいいですね。

    • 2
※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

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