全番組降板の阿部哲子アナ、W不倫・体調不良の真相を語った

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    • ヘルクレス
    • 18/10/10 18:47:50

    あまりに突然の発表に、関係者、そして視聴者はざわついた。フリーアナウンサーでタレントの阿部哲子アナ(39才)が、9月末で出演する『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)、『バラいろダンディ』、『田村淳の訊きたい放題』(共にTOKYO MX)をすべて降板したのだ。これで、レギュラー番組はゼロになる。

    「阿部アナは安定したアナウンス力と機転の利く頭のよさを兼ね備えています。フジでは梅沢さんのお目付役をうまくこなしていましたし、MXには金曜と日曜以外は毎日出演し“MXの女王”と呼ばれていたほど。降板理由は体調不良と発表されていますが、今後、他局での起用も増えていくと目されていただけに、何があったのか心配です」(テレビ局関係者)

     阿部アナは横浜国立大学を卒業後、2001年に日本テレビにアナウンサーとして入社。同期には西尾由佳理アナ(41才)らがいる。2006年にTBSの報道記者と結婚し、2007年に退社。その後出産を経てフリーアナウンサーとして復帰し、徐々に露出を増やしてきた。その最中の2017年には離婚も経験している。

    「体調不良の原因は、ある“投書”でした。8月頃から番組関係者に、次々と阿部さんに関する文書が送られるようになったのです。内容は、阿部さんが妻子ある男性と不倫関係にあったことを怒りとともに告発するものでした。そこには、阿部さんの降板を求める記述もありました。送り主は、その不倫相手であるAさんの奥さんです」(別のテレビ局関係者)

     Aさんとは、IT業界では知る人ぞ知る存在だ。大手IT企業の役員を務めたほか、将来有望なベンチャー企業にも参画するなど、フットワークの軽さにも定評がある。Aさんの妻によるとAさんと阿部アナは2015年から不倫関係にあったようだというが、この関係をAさんの妻が知ったのは、彼の早すぎる他界後だった。Aさんは1年半近くに及んだ闘病を経て、今年5月に50代で亡くなっている。

    「発覚したのは、奥さんが遺品を整理していたときだといいます。残されていたAさんと阿部さんのメールのやりとりを見てしまった。その生々しいやりとりからは、不倫を疑わざるを得なかったそうです」(Aさんの知人)


     そこには2015年の夏からのふたりの心の動きが緻密に綴られていたという。当時は阿部アナもまだ既婚者。互いにパートナーがいながらW不倫関係に陥っていたのか。ITに詳しいはずのAさんは、そうしたものを残してこの世を去ることが、その後、どんな悲劇を招くかはよくわかっていたはずだ。

    「正直、Aさんは闘病中、それらを処分する余裕がなかったのか…と。ただ、彼はそれほど阿部さんにのめり込んでいたのでしょう。メールだけでなく、メモや手帳にもその痕跡があり、やりとりをとっておきたいという気持ちもあったかもしれません。奥さんは夫を亡くしたばかりでなく、その夫が隠れて続けてきた“裏切り”についても知ってしまい、ショックで寝込み、一時期は10kg以上もやせてしまったそうです」(前出・Aさんの知人)

     誰にも言えず、自らを裏切った夫を責めることもできないまま憔悴しきったAさんの妻は、テレビの中で生き生きと輝く阿部アナの姿を直視できなかった。Aさんの妻が、テレビ局に“抗議”の手紙を書くようになるまでにそう時間はかからなかった。

    続く

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    • ヘルクレス
    • 18/10/10 18:48:57

    ◆彼女も苦しみ懺悔すべきです

     Aさんの妻を直撃すると、「最初は公にするつもりはありませんでした」と言葉少なに話し始めた。

    「でもメールやメモを読み進めていくうちに、夫が彼女本人だけでなく、彼女の子供の送迎をしていたり、誕生日に高級ブランドの宝飾品をプレゼントしていたりと、具体的なことが次々と明らかになって、それを全く知らずにいた私のつらさは増すばかりでした。とても苦しんだのです。ですから、彼女ものほほんとしていないで、私が苦しんだように苦しむべきだし、懺悔すべきだと思いました」

     その手紙は、阿部アナが出演していたテレビ局内で大きな混乱を招いた。そして彼女の環境を一変させた。

    「阿部アナはAさんの奥さんに謝罪の気持ちを伝えたそうですが、降板するだけでなく、今後、一切テレビに出ないようにとも言われたようです。彼女もシングルマザーで子供を育てる身。懺悔の思いと今後の生活不安などに思いを巡らせるうち、体調を崩してしまった」(番組関係者)

     阿部アナは道ならぬ大人の恋の代償をひとまず、全番組降板という形で支払ったことになる。


     メールやLINEなどの「デジタル遺品」がきっかけで、遺族が不倫を発見するケースは増えているという。しかし、不倫相手に向けられる怒りの矛先は、どう収めればいいのか。

    「夫が亡くなっていても、不倫の事実と相手を知ってから3年以内なら妻は損害賠償請求できます。不倫は夫と不倫相手による共同不法行為なので、妻は夫と不倫相手の両方に対して、精神的苦痛の慰謝料を請求できます」(九段下総合法律事務所の伊倉秀知弁護士)

     今回のケースでは共同不法行為を行った2人のうち、夫がこの世にいない。その影響は賠償額に出るという。

    「その場合、亡くなった人の債務は相続人が受け継ぐことになります。もし妻や子供が財産を相続しているのであれば、この債務も受け継ぎます。つまり、妻自身が債権者と債務者を兼ねるため、賠償額のうちいくらかがなくなることになる。こうしたケースでは賠償が認められても、その金額は低くなる可能性が高い」(伊倉弁護士)

     この騒動を、阿部アナ本人はどう受けて止めているのか。本誌の直撃に対して、Aさんとの関係を認めた上で、こう語った。

    「当時、私と夫との夫婦関係はすでに破たんをしていました。一方のA氏からも、夫婦関係は冷え切っているとの説明を受け“時期が来たら結婚をしてほしい”との言葉をいただき、交際することを了解しました」

     また、こうも付け加える。

    「私は病にかかった彼の闘病を支えてきた自負もあります」

     Aさんの入院先では、Aさんの診察券を持つ阿部アナの姿がたびたび目撃されていた。

    「テレビ局などに宛てられた手紙の内容には、私のプライベートに関する根も葉もない話も多数含まれています。A氏が亡くなったことで心を痛め、落ち込んでいたところに、そのような何の根拠もない内容がテレビ局関係者の中に広がってしまうことに強い恐怖を感じて、執務に支障が出るほどの極度の体調不良に陥ってしまいました。そのため関係者の皆様にご迷惑をおかけする前に、体調不良を理由に降板を申し出た次第です」

     誰もが失うだけの最悪な結末は避けることができなかったのだろうか。

    ※女性セブン2018年10月25日号

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