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- 18/02/04 08:42:37
【平昌五輪】続々と韓国入りする日本のTV局員を待ち受けていた“●倍ぼったくり”の現実
http://tocana.jp/2018/01/post_15800_entry.html
2月9日から17日間にわたって韓国の平昌で開催される冬季五輪。各種目を中継するべく日本のNHKや民放各局がスタッフを現地へ派遣する。まだ“本隊”は現地入りしていないが、すでに技術スタッフなど事前準備が必要なクルーが現地で仕事をしているという。
しかし、そのスタッフから驚愕の報告が次々に上がっていると聞きつけた。
「リオ五輪では現地でクレジットカードを使ったスタッフがスキミング被害に遭ったり、機材を奪われました。また事前に治安が悪いと聞かされていたために女性スタッフは極力派遣できなかったりと、いろいろと困ることがありました。今回は隣国ですから安心していたんです。でも、以前とは質の違う犯罪、トラブルに巻き込まれています」(テレビ局スポーツ番組スタッフ)
質の違うトラブルとは何か。
「いわゆるぼったくりです。ホテルもレストランもとにかく高いんです。五輪開催中はどこの国でも繁忙期の観光地価格になるのである程度は覚悟していましたが、通常の4倍から5倍ほどの値段になっています。なおかつ日本で予約した際の金額と現地で請求される金額が違うこともありました。宿泊を断れないタイミングで、数倍の値をふっかけられるので完全に足下を見られていますよ」(同)
観光地価格になるのは常識の範囲内ならば仕方がないのだろうが、5倍とはひどい。なおかつ現地に着いてからの値上げなどあり得ない話だろう。
さらに移動手段でも同じことが起こっているという。
「現地ではレンタカーを借りたり、タクシーで移動するケースが多いんですが、これらの値段も総じて高額です。治安こそリオよりは上なので、安心して過ごせてはいますが、こうした国民性を目の当たりにするのは気分のいいものではないですよね」(同)
うっかりタクシーにも乗れないようだ。だが、このぼったくりには共通点があるという。
「取材パスを下げているときにぼったくりに遭うことが多いです。テレビ局のスタッフならすべて経費だから高額請求しても黙って払うと思われているようですね。そのため、今は関連施設の外ではパスを外すように指示が出されています」(同)
殺人や強盗といった重大犯罪には巻き込まれていないようだが、平昌五輪では別の意味での苦労があるようだ。スタッフの本隊はこれから向かうということなので、くれぐれも気を付けてほしいものだ。
(文=吉沢ひかる)
TOCANA 2018.01.29.
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