俳優･岩田にとって、勝負の１年が始まった。今年は、いずれも主演の映画「去年の冬」、きみと別れ」(3月10公開、瀧本智行監督)、「パーフェクトワルード」(10月5日公開、柴山健次監督と出演作「ViSion」(年内公開、河瀬直美監督)を控える。
3作とも撮影は去年終えた。俳優として着実にキャリアを重ねる中で「自分の中では満を持して挑戦という気持ちが強いと連ドラ主演へなの決意を語った。

一つの集大成とするべく、今作へと臨む。
初主演映画「食物図鑑」を受賞した。そこから2年。「連ドラの主演は一つの目標だった。ドラマは一番多くの方が見るものだと思う。昨年たくさんお芝居をさせてもらった。一つひとつが点じゃなく、線になるように」と思いをはせた。

ドラマで演じるのは、ラフで破天荒な服装でホテルを訪れ、次から次へと注文をしていく謎の客･宇海直哉。

自身のイメージからもかけ離れた役どころ。これまで恋愛色の濃い作品が多かったが、今作はコメディー。
「日曜の夜に『月曜から頑張るぞ』と元気を与えられるよう、出演者、スタッフ一丸となって頑張る」。今更作をきっかけに、俳優としての成長曲線をさらに加速させる。