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- 匿名
- 17/10/13 20:40:27
今年上半期(1~6月)に悪質な自転車運転に対して交付された「交通切符」(赤切符)のうち、兵庫県尼崎市内の3警察署の交付は計1362件に上り、全国総数の約2割を占めたことが12日、警察庁などへの取材で分かった。取り締まりの強化などが要因とみられるが、22県では交付がなく、同市が突出している。交付された違反者は刑事処分の対象となり、悪質運転への対応に極端な地域差があることがうかがえる。
警察庁などによると、都道府県別の交通切符の交付数は兵庫が最多の1991件で、大阪(1603件)▽東京(914件)▽愛知(522件)-などと続いた。尼崎1市だけで、東京都や愛知県を上回っており、大阪府内で最多だった大阪市(855件)も大きく超える。
兵庫県内でも尼崎が7割近くで、西宮(508件)との2市で大半を占める。一方で、交付が0件だったのは青森や三重、沖縄など22県で、新潟や広島など12県は1~10件だった。
地域差の背景には悪質運転に対する姿勢があるとみられる。2015年の道交法改正で自転車運転の罰則強化などを受け、全国で取り締まりが本格化。ただ、同じような違反でも尼崎3署が赤切符を交付しながら、兵庫県外では罰則のない黄色の「自転車指導警告書」(イエローカード)にとどめるケースもあるという。
県警は「違反行為を車に比べて寛容に捉えている人も多いが、自転車は車両で他人を巻き込む事故につながりかねない。悪質な違反をすれば処罰されるのだと知ってもらい、意識を変えてほしい」と話す
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00000006-kobenext-soci
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